【写真】田中広輔氏(2023年撮影)

広島は田中広輔氏(37)の来季コーチ就任を発表した。担当は内野守備走塁で、1、2軍は未定。近日中にも来季のコーチングスタッフが発表される見込み。31日までに会見を行った田中氏は「身が引き締まる思い。すごく責任を感じております」と素直な胸の内を明かした。

現役時代、正遊撃手として一時代を築き、3連覇時にはトップバッターとして強力打線を牽引(けんいん)した。17年には盗塁王と最高出塁率のタイトルを獲得し、翌18年にはゴールデングラブ賞を受賞。19年6月19日ロッテ戦まで歴代6位となる635試合連続フルイニング出場を記録した。昨季限りで現役を引退。通算成績は965安打、打率2割5分6厘、69本塁打、348打点、131盗塁。

広島は田中氏の引退後、絶対的な正遊撃手が育っておらず、二塁手も現役時代ともにプレーした菊池の壁を越えられていない。二遊間の若手育成が急務となっているが「一気にジャンプアップはできないと思う。地道にコツコツと。時間が限られている中で、何ができるかを一緒に考えながら指導していきたい」と日々の積み重ねの重要性を説いた。

今年1年は地元テレビ局や地元紙で評論家活動をしながら、社会人の2チームを不定期で指導してきた。「現役中、いろんな失敗をしてきたので、そういった中から困ったときにしっかりとした答えを出せるような準備をしたい」。現役時代の成功と失敗、そして今年1年で得た経験のすべてを注ぎ、次代の二遊間を担う選手の育成に尽力していく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】田中広輔氏 内野守備走塁コーチ就任「地道にコツコツ」次代の二遊間担う選手の育成へ 」