【高校野球】東海大会Vの常葉大菊川・石岡監督 神宮大会は「経験とかではなく勝負しに」
<高校野球秋季東海大会:常葉大菊川10-3日大三島>◇28日◇決勝◇三重・四日市霞ケ浦第1野球場
10月28日まで三重で開催された秋季高校野球東海大会は、常葉大菊川(静岡2位)の19年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。決勝で日大三島(同1位)に10-3で快勝するなど、4試合38得点と打線が機能した。石岡諒哉監督(37)が、今大会で得た収穫や課題などを語った。【前田和哉】
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静岡県決勝で敗れた日大三島に雪辱を果たし、東海の頂点に立った常葉大菊川。初戦の県岐阜商(岐阜3位)戦から4試合で46安打38得点と、打力が際立った。大会を振り返って
石岡監督 夏の決勝で(聖隷クリストファーの)高部(陸)くんを打てず、1年かけて準備してきたことが発揮できなかった。自分自身も含めて、もう1回、どんな投手が来ても対応できなければ甲子園はないとやってきた。現時点では、それが出せたと思う。
-夏以降、どんな準備を
石岡監督 打席での考え方や速い球への対応に加えて、状況に応じた打撃をより意識した。良い投手相手に連打、連打とはいかない。27個のアウトを取られる中で、それがどういうアウトか。「少しでも投手にプレッシャーをかける」「一つでも先の塁に進める」というのは練習から突き詰め、厳しく要求してきた。
-手応えを得た一方で見えた課題は
石岡監督 走塁に一番こだわっている中で、こういう舞台になると少しセーフティーになり過ぎる場面があった。相手野手の動きを見たり、根拠に基づいた上でより積極的にいこうとやってきた。それを出し切れなかったことは悔しい。
-エース福田大斗、近藤悠人(ともに2年)の2人が登板した投手陣は計17失点だった。どう見えたか
石岡監督 早いカウントで連打を許すことが多すぎた。バッテリーで流れを止められないというか、相手に吸い込まれていく感覚がすごくあった。どの学校も、一冬越えれば投手のレベルは上がる。今大会と同じようにはいかない。捕手も含めて、そこは課題。
-来春センバツ出場を当確させ、19日には明治神宮大会が開幕する。帝京長岡(新潟)との初戦は20日。意気込みは
石岡監督 東海代表で行く。優勝すれば、センバツの枠を一つ(神宮枠)持って来られる。経験とかではなく、勝負しに行く。その中で自分たちの立ち位置も分かる。他地区のトップと比べて何が足りていて、何が足りないのか。それをしっかり肌で感じてきたい。