琴桜が白星もボールもがっちりキャッチ 7連勝含む17番13勝、稽古後はミットでも快音
大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)に向けて、大関琴桜(28=佐渡ケ嶽)が31日、朝稽古で順調な仕上がりを見せた。
この日は福岡市の佐渡ケ嶽部屋宿舎に藤ノ川が出稽古に訪れ、琴勝峰、琴栄峰も交えて計17番の申し合いを行い、13勝を挙げた。
立ち合いから一気に押し出す力強い相撲に加え、土俵際に追い込まれても粘り強く体勢を立て直すなど、攻守に充実。7連勝を記録するなど安定感も光った。激しい攻めが持ち味の関脇藤ノ川の動きにもしっかりと対応し、5番取って3勝2敗と勝ち越した。
稽古後は「いいんじゃないですか」と手応えを口にした一方で、「まあ、稽古と本場所は違う。稽古で調子が良くても仕方がない。場所にしっかり合わせていきたい」と冷静に話した。
土俵を離れると、リラックスした表情ものぞかせた。キャッチャーミットを手にキャッチボール。「フレーミングの動画とか見るので」と野球の捕球技術にも関心がある様子で、弟弟子に捕球のアドバイスを送っていた。
記者が投げたボールを受けると、大きな捕球音を響かせ、得意げな表情。土俵上での激しさとは対照的な、和やかなひとときだった。