【西武】平良海馬の「挑戦」は皆で底上げして埋める 南郷キャンプ組が黒雲切り裂き宮崎入り
西武の秋季キャンプが31日から国内3カ所で行われる。飛行機の出発が1時間遅れ、宮崎空港手前では分厚い黒雲の中を降下する形となったが、南郷キャンプ組も30日、宮崎入りした。
羽田空港を離陸した頃に、球団が平良海馬投手(26)のポスティングシステム使用によるメジャー挑戦を受諾した。宮崎入りした豊田清1軍投手チーフコーチ(55)も「えっ、そうなの? いま聞いたよ」と驚きながら「そうなる可能性もあるのかなと想定だけはしていました」とした。
高橋光成投手(29)も海外FA権を保有する中で、まずこの日、平良がいなくなる可能性が現実的になったことについて、豊田コーチは「(平良は今季)150イニング近くかな…。去年は今井が抜けたところを平良が埋めてくれて、平良の後(のリリーフ)を篠原たちが頑張ってくれて」と今季のメンバーたちの頑張りをたたえた。
その上で再びイニングに大きな“穴”が現れる可能性について「ルーキーたちも入ってくるし、今回の秋に来ているメンバーを少しでも底上げしてやっていきたい」と秋季キャンプでの現有戦力の底上げ、アピールに大きな期待を寄せた。
平良の石垣島での自主トレに2年連続で同行した“弟子”の山田陽翔投手(22)もこの日、宮崎入り。「平良さんは全てのポジションでタイトルを取られてきたので、自分もそれくらい、どのポジションでもしっかり結果が残せるようにやっていきたい」とし「新フォームに取り組んでいるので、身につくまで投げて投げてのキャンプにしたいです」と意気込んだ。バスに乗り込む頃、雨は上がり、青空が見えた。【金子真仁】