【写真】「新人王」の目標を掲げるドラフト1位の亜大・川尻啓人(撮影・小島史椰)

西武のドラフト1位は日本一の守護神+スタミナ。西武の広池浩司球団本部長(53)と十亀剣スカウト(38)は29日、東京・武蔵境の亜大キャンパスを訪れ、単独1位指名に成功した川尻啓人投手(22)にあいさつを行った。

最速158キロ右腕について広池本部長は「今年のアマチュアの選手の中では圧倒的なスピードの持ち主。マックス(最速)だけではなく、アベレージも高い数字」と絶賛。担当の十亀スカウトは「現役選手で言うならば、ソフトバンク杉山投手のような威圧感がある」と表現した。

大学1年生のころから追いかけていたという十亀スカウトは、川尻がノーヒットノーランを達成した今月13日の東都リーグ・国学院大戦も見ていた。「まっすぐは最後まで1球たりとも150キロを切らなかった」と、スタミナ面も高く評価。広池本部長は「入団してからの見極めになると思いますが、最初は先発と考えています」と話した。

川尻本人も「持ち味であるストレートをしっかりアピールしていきたい」と言う。入学当初は球速145、6キロだったが、ウエートトレなどで体をつくり、常時150キロを投げるようになった。理想の投手はドジャース山本由伸。「すべてのボールが一級品」。まずは自信のあるまっすぐを軸にし、変化球の質や精度も上げていきたい考えだ。

「西武は若い選手が活躍しているイメージ。そこに食い込めるようにアピールしたい。目標は新人王、そして日本を代表する投手になることです」。スケールの大きい投手を目指す。【沢田啓太郎】

◆川尻啓人(かわじり・けいと)2004年(平16)10月23日生まれ、富山市出身。桜谷小1年、桜谷ファイターズで野球を始め、西部中では富山ヤングベースボールクラブに所属。高岡商3年夏に甲子園出場。亜大では2年春に公式戦デビュー。50メートル走は6秒4、遠投110メートル。目標の選手はドジャース山本由伸。好きな芸能人はT-ALEX(サンライズ)。189センチ、94キロ。右投げ左打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】ドラ1右腕・川尻啓人「目標は新人王」「日本を代表する投手に」亜大に指名あいさつ 」