【写真】日本ハム球団旗

日本ハム新庄剛志監督(54)が思い切った抜てきで、雪辱の6年目に挑む。来季の投手コーチを宮西尚生投手(41)が選手兼任で務めることが28日、分かった。3位に終わった今季、チーム防御率は直近3シーズンでワーストの3・38。先発陣の底上げと不安定だった救援陣の立て直しへ、900試合登板を果たした鉄腕の経験値をフル活用し、タイトル奪取を狙う。

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覇権奪回へ、6年目を迎える新庄監督が新たな一手を打つ。鉄腕宮西を投手コーチに据え、投手陣を立て直す。指揮官はCS敗退時「打たれすぎましたね、今年は。すべてにおいて」と話した。本塁打は12球団断トツの177本を記録した一方、防御率は新庄体制でAクラスに入った24年以降、もっとも悪い3・38。修羅場を知るベテランの力を注入し、再建を図る。

来季20年目を迎える宮西には絶大な信頼を置いている。昨年のCSファーストSでは、ベンチ入りはしていなかったが1軍に同行させ、継投のタイミングを任せた試合もあった。「長年、こういう舞台で戦ってきて、すごいプレッシャーのある場面でも900登板してきた宮西君は、選手に近いので。そういう気持ちも分かるだろうし、そういう期待を込めて(継投)してもらいました」と説明していた。

さらに今季ロッテのチーフ打撃兼走塁コーチを務めた西岡剛氏(42)を内野守備走塁コーチとして招聘(しょうへい)し、12球団ワースト88失策のてこ入れも敢行する。外部からの入閣と的確な配置転換でチームを底上げし、16年以来11年ぶりリーグ制覇、日本一へと突き進む。

◆宮西尚生(みやにし・なおき)1985年(昭60)6月2日、兵庫県生まれ。市尼崎-関学大を経て07年大学生・社会人ドラフト3巡目で日本ハム入団。1年目からセットアッパーに定着し、08年から14年連続50試合以上登板。19年4月13日ロッテ戦で通算300ホールド、24年8月4日ソフトバンク戦で通算400ホールドを達成。16、18、19年に最優秀中継ぎ投手。通算908試合登板は歴代4位、424ホールドはプロ野球最多。17年WBCで日本代表入り。今季推定年俸6500万円。180センチ、81キロ。左投げ左打ち。

◆新庄監督と秋季練習、秋季キャンプ エスコンフィールド開業年の23年キャンプはグラウンドで直接指導。練習後にはファンへのプレゼント企画も実施した。24、25年は秋季練習、秋季キャンプともに不在。昨年はテレビでキャンプ中継をチェックしながら林ヘッドコーチらに指示を送る“遠隔操作方式”を採用した。昨季のレギュラーシーズン終了後には「僕がいなくても、コーチがしっかりしているので。僕はまた“アップデート”ということで」と話していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】宮西尚生が来季選手兼任コーチに 投手陣立て直しへ、修羅場知るベテランの力を注入 」