【写真】広島の球団副本部長就任が決まり会見する小川淳司氏(撮影・加藤孝規)

来年1月から広島の球団副本部長編成担当となる小川淳司氏(69)が28日、マツダスタジアムで就任会見を行った。小川氏は昨季までヤクルトでGMを務めていた。

今年5月に広島からオファーが届いた際は、ゴールドジム女子硬式野球部の監督に就任したばかりだったこともあり「非常に悩みました」としばらく保留した。それでも「年齢的に来年70(歳)になる。この年齢になっても話をいただける」という感謝の念もあり、決断した。

現役時代はヤクルトと日本ハムでプレーし、引退後はヤクルトでスカウト、2軍のコーチや監督を歴任した。1軍ヘッドコーチを経て、11年に監督に就任。19年までの2年間を含め、計6年監督を務めた。20年にはGMに就任した。長くプロ野球の世界で生き、さまざまな要職での経験を持つ。「強みというのは特にない」と謙遜しながらも、「多くを経験させてもらっている分、人とのつながりは少しはあるかな」とほほ笑んだ。

球団の課題だった編成部門の強化が期待される。他11球団がすべて過去3年のうちに実施している交換トレードを、広島は19年7月を最後に行っていない。来年1月以降も都内で活動しながら、広い人脈を生かして広島の窓口となることが期待される。「やるからには、とにかく必死になって、チームのために、球団のために、少しでも力になれるようしっかりと活動しなきゃいけないと思ってます」。来年の春季キャンプを視察する予定で、新井監督と意見交換しながらチーム全体の把握に努める。「球団側の意見と現場の意見をどう見聞きして進めていくか。非常に難しさはあるが、やっていかなければいけない問題だと思っています」。昨季までライバル球団として見てきた「広島の小川」となり、チーム強化に邁進する。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】小川淳司氏が球団副本部長就任会見「やるからには必死にチームのために」編成部門入り 」