【ヤクルト】ドラ1東京ガス・藤沢涼介“ジョジョ立ち”「ヒットの後…」徐々に目指す40本塁打
「初の国立大出身ドラ1野手」が、意外? な一面を見せた。ヤクルトのドラフト1位の東京ガス・藤沢涼介外野手(24)が26日、都内の同社野球部施設で指名あいさつを受けた。理系の“秀才”が愛するのは人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」。記念撮影では、好きなキャラである「吉良吉影」のスタンド(近くに立つ像)「キラークイーン」の“ジョジョ立ち”を求められ、全力で披露した。
「派手にはできないかもしれないけど、ヒットの後とかに別のジョジョ立ちとかをできたらいい」
緊張の対面後に、青木GMの隣で披露し「こんなことになるとは」と照れ笑い。青木GMも「しなやかに体が捻転していた」と笑った。
「大切なのは『真実に向かおうとする意思』だ」。藤沢の座右の銘も同作品の言葉。「どんなことがあってもその道を進む意思があればいつかたどり着く、みたいな意味合いですかね」。
人生にもあらわれている。強豪佐野日大でプレーし、猛勉強し横浜国大に入学。「大学で考えてやる野球を学んだ。仮説を立てて実行して反省を繰り返すことで技術が向上する」。東京ガスでも成長し国立大出身野手初のドラフト1位。文武両道で得た武器は今後も生きる。
“ジョジョ”に成長する。「青木さんから『40本を打てるポテンシャルはある』と。想像していなかったけど、プロで活躍してきた方が言ってくれることがすごくうれしくて、絶対にそうなりたい」。青木GMは「徐々に自分のプレー像を大きくしていってもらえたら。全体的にまだまだ伸びる余地がある」と願った。40本塁打は球団日本人の右打者では未達成。燕党の待つ外野スタンドへアーチを描いていく。【塚本光】
◆藤沢涼介(ふじさわ・りょうすけ) 2002年(平14)6月4日生まれ、栃木県宇都宮市出身。小学4年から野球を始め、中学時代は宇都宮リトルシニアに所属。佐野日大を経て、横浜国大に入学。理工学部を卒業し、東京ガスに入社した。目標とする選手はカブス鈴木誠也。横浜スタジアム左翼後方の看板まで満塁弾を飛ばしたパワーが自慢。187センチ、91キロ。右投げ右打ち。
◆ジョジョの奇妙な冒険 1987年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始した、荒木飛呂彦氏の漫画。第1部の主人公ジョナサン・ジョースターと、敵対するディオ・ブランドーとの因縁から始まり、子孫たちにも続く。全シリーズあわせた全世界累計発行部数は1億2000万を突破。部ごとに主人公、舞台等が変わる。吉良吉影は第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する悪役だが人気が高い。