【写真】阪神藤川球児監督(2026年撮影)

阪神は26日、藤川球児監督(46)との契約を延長し、29年シーズンまで指揮を執ると発表した。25年からチームを率い、来季が3年契約の最終年だった。新たに契約を結び直し、計5年間の長期政権となる。

球団はシーズン終了後に打診し、藤川監督とじっくりと話し合いを行って決まった。粟井一夫球団社長(62)は「もちろん大きい理由の一つ」とリーグ連覇に導いた手腕を高く評価。1年の契約を残して、早期の延長決定には「来年から制度が変わるということも含めて、いろんな面で時間がかかる作業になるであろう、ということを考慮しての話」と説明した。来季からDH制が導入されることで、長期ビジョンでチーム作りをしたいという意向から、今回の長期契約となった。指揮官のチームを超えた組織作りの視点も、評価している。

藤川監督もこの日、取材に応じ「受ける準備があるかどうかですから、その準備はありましたので、やらせていただきますというところ。もちろん魅力のあるチームを作りながら、ファンの方に応援されるチームを作り、常に勝負ができるチームを作る」と力を込めた。

新たに3年チームを託され、今以上に勝ちながら育つチームを目指す。「育んでいくということですね。100周年に向けてチーム作りをしている。その中で私の役目が今であるということだけですから」。リーグ3連覇、日本一、そして常勝軍団を作るための3年間となる。【磯綾乃】

◆阪神の長期政権 近年は3、4年で交代するケースが多く、5年以上連続は04~08年岡田監督以来出ていない。岡田監督は23、24年を含め通算7年指揮を執り、2度のリーグ優勝と38年ぶりの日本一を達成。中村監督は90~95年途中の6年。吉田監督は3度就任して通算8年。藤本監督は途中就任2度を含め、61~68年の8シーズンで指揮を執っている。なお、同一球団の最長は46~68年鶴岡監督(南海)の23年連続。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督、5年の長期政権へ 契約延長し29年まで指揮「常に勝負ができるチームを」 」