「明らかなレッドカード」クラシコ制したレアル・モウリーニョ監督がVARに不満
レアル・マドリードのモウリーニョ監督(63)が今季最初のクラシコを制した後、「ディオマンデに対するカンセロのタックルは明らかなレッドカードだ」とVARに対して不満を述べた。
Rマドリードは25日にアウェーで行われたスペインリーグ第10節でバルセロナと対戦した。立ち上がりから相手にボールをキープされながらもカウンターでチャンスを作っていき、前半41分にディオマンデのゴール前へのグラウンダーのパスがジェラール・マルティンにクリアされるも、そのボールがエムバペに直撃し、ゴールネットを揺らした。
バルセロナはこの失点に落ち込むことなく反撃し、後半16分にラフィーニャの同点ゴールを許したが、後半42分に相手ディフェンスラインの裏に抜け出したカマビンガがクバルシを突破。ゴール前に送ったマイナスのパスをエムバペが押し込み、決勝点を記録した。
Rマドリードは土壇場で2−1の勝利を飾り、公式戦5連勝を達成。勝ち点24の3位で、首位バルセロナとの勝ち点差を3に詰めている。
試合後、モウリーニョ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。「素晴らしい試合だったと思う。ハイレベルだった。サッカーを愛する世界中の人たちはおそらく、固唾(かたず)を飲んで見守ったことだろう。勝利を目指して戦った2チームのおかげで失望されることはなかったはずだ」とスペクタクルな試合だったことを強調した。
続けて、「選手たちは並外れた試合をしてくれた。よく組織され、集中力が高く、激しいプレスをかけてくる相手に対し、後方から抜け出すための気概があり、追加点のチャンスも作り出した。それは後半開始直後のジュード(ベリンガム)とキリアン(エムバペ)の2対1のシーンだ。バルサはリードされていたので、当然ながら猛反撃してくると予想していたが、我々は決して冷静さを失わなかった」と言及した。
そして、「これは強豪相手に選手たちが成し遂げた素晴らしい勝利だ。主審のジャッジは素晴らしかったが、VARは試合に大きな影響を及ぼしかねない判定のあった後半15分に眠っていた。ディオマンデに対するカンセロのタックルは明らかなレッドカードだ。しかし、素晴らしい試合だったし、素晴らしい勝利だった。選手たちはこの勝利に値している」と不満を述べていた。
Rマドリードは次戦、11月1日にアウェーで行われるスペインリーグ第11節でラシン・サンタンデールと対戦する。(高橋智行通信員)