【写真】室内で打撃練習に励む阪神デルミス・ガルシア(手前)と栄枝裕貴(撮影・上山淳一)

阪神デルミス・ガルシア外野手(28)が11月1日に始まる高知・安芸での秋季キャンプに参加する。25日、藤川監督が明かした。外国人の秋季キャンプ本格参加は異例だ。今年7月に加入したばかりで、攻守とも伸びしろありとの判断。2年目の飛躍へ若虎とともに泥にまみれる。

4カ月前まで四国IL高知でプレーした大砲が、意外な形で思い出の地に帰る。入団直後に満塁弾、3ランと立て続けに放って規格外のパワーを見せつけた。だが確実性に欠け、守備面の弱点も露呈。シーズン終盤は2軍暮らしとなった。19試合で31打数4安打、そのうち3本が長打という偏ったスペック。その一芸が捨てがたい魅力を放っている。この時期にチーム練習に参加した記憶はないというガルシアは「引き続き、打撃と守備をトレーニングしていきたい」と意欲的。24日から秋季練習にも参加しており「チームから言っていただいた。自分も参加したかった」と精力的に汗をかいている。

キャンプ参加は第2クールまでを予定。藤川監督は「まだまだ磨かなければいけない選手だし、もともと能力は高い。それをいい方向に導けるかどうか。そのまま母国に帰るより、こっちで練習して、来年いいところで打ってもらえるように。今年もハマスタで彼のおかげで勝っていますから。来年につなげてもらえるようにという判断ですね」と期待を込めた。

来季はセ・リーグもDH制になる。攻撃に専念できるのは追い風。長距離砲が少ない現有戦力にあってガルシアに注がれる視線は今年以上に熱くなる。【柏原誠】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】一芸の魅力デルミス・ガルシア 異例の秋季C参加「来年いいところで打って」藤川監督 」