【写真】慶応対健大高崎 慶応・松林貴彦監督(撮影・野上伸悟)

<高校野球秋季関東大会:健大高崎5-4慶応>◇25日◇準決勝◇上毛新聞敷島

「関東制覇」を目指した慶応(神奈川1位)が健大高崎(群馬1位)に延長10回タイブレークの末、サヨナラで敗れた。

健大高崎の先発、石垣聡志投手(2年)に5回までわずか3安打に抑えこまれた。捉えたのは終盤。1点ビハインドで迎えた7回に、1死一、三塁から延末遵太捕手(2年)がセーフティースクイズを決め同点に追い付くと、なおも2死二塁。矢口翔大外野手(2年)の中前適時打に相手失策も絡め一時は逆転に成功していた。

延長10回にも1点をあげるなど、粘り強く戦ったが、あと1歩及ばなかった。森林貴彦監督(53)は「石垣君のレベルになると、やっぱりあの変化球のキレがなかなかこの秋の時点では難しいのかな」と肩を落とした。

試合後、悔しさをあらわにする選手たちを前に、森林貴彦監督(53)は「この秋は、湯本(琢心)が想定以上に投げてくれた。あとはメンタル面の安定。一喜一憂せず、落ち着いて次のプレーに向かうことができつつあるので、その2点が大きいと思います」と収穫を口にした。

準々決勝では山梨学院(山梨1位)にタイブレークで勝ち切り、来春、センバツ出場もほぼ手中におさめた。「県大会決勝の横浜もそうですが、客観的に見たら格上の相手に対しどうやって試合を作っていけば勝負になるかをこの秋、少しずつ彼らが表現してくれた。来年の春、夏に向けて楽しみだと思います」と、今後のチームに期待した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】慶応が延長10回サヨナラ負け 森林監督「格上相手にどう勝負になるか表現できた」 」