【写真】日本ハムから1位指名を受けた山梨学院・菰田陽生(左)は吉田洸二監督と握手を交わす(撮影・河田真司)

<プロ野球ドラフト会議>◇22日

「プロ野球ドラフト会議 supported byリポビタンD」が22日、午後4時50分から行われた。日本ハムが山梨学院・菰田陽生投手(3年)を1位で指名し、単独指名となり、交渉権を獲得した。

会見に出席した山梨学院の吉田洸二監督(57)は「本人が8月のU18アジア選手権以降にプロでも投打で挑戦したいということを申し出てきました。あまり自己表現しない彼が自分から言ってきましたので、背中を押してあげたい気持ち半分、難しいぞという思いが半分。そんな中で迎えた本日でしたが、結果として二刀流で育成実績のある球団から指名をいただきまして感謝の気持ちでいっぱいです。1つやるだけでも難しい世界ですが、彼ならきっとやれると思いますので、みなさんよろしくお願いします」とあいさつした。

今年の菰田にはセンバツでの左手首骨折や、夏の県大会での敗退、日本代表選考漏れなどさまざまな出来事があった。吉田監督は「選抜での大けがから始まった2026年でした。一言だけ『終わり良ければ全て良し』で。ドラフトは指名されるのも難しい、行きたいなという球団にご縁があることも確率は少ないことですが、今日かないましたので。菰田がけがのあと腐らずに真面目に取り組んだ姿勢によって、野球の神様がご褒美をくださったのかなと思います」と意中の日本ハムからの指名を喜んだ。

菰田の素質については「他の子と比べてもこのボディーと可能性は何十年に1度の原石じゃないかなと思います。ただ、原石も磨かなければただの体の大きい人になってしまう。北の大地で磨いていただき、期待に応えるような野球選手であってほしいなと思います」と期待を込めた。

菰田は195センチ、103キロの恵まれた体格を誇る大型右腕で、投げれば最速152キロ、打てば高校通算39本塁打。部員と約100人の報道陣も集まる中、校内で会議を見守った。表情をほとんど変えず、テレビに映る自身の名前を見つめ、ドラフト会議開始から約15分が経った午後5時6分。日本ハムに1位で名前を呼ばれた。

◆菰田陽生(こもだ・はるき) 2008年(平20)12月21日生まれ、千葉・御宿町出身。御宿小1年で野球を始め、九十九里リトルリーグでは全国V。御宿中時代は千葉西シニアでプレー。山梨学院では1年春からベンチ入り。2年春から3季連続甲子園出場を果たし、高校通算39本塁打、投げては最速152キロを誇る投打二刀流に成長。195センチ、103キロ。右投げ右打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ドラフト】山梨学院・吉田監督「何十年に1度の原石」日本ハム1位菰田陽生の可能性語る 」