【ドラフト】日本ハム2位牟礼翔、イチローイズム胸に飛躍誓う「巻き返す」同学年菰田にはライバル心
<プロ野球ドラフト会議>◇22日
日本ハム2位で指名された九州国際大付・牟礼翔外野手(3年)が“イチローイズム”を胸にプロでの飛躍を誓った。自身の想像を超える上位指名に「3、4、5位ぐらいと思っていたので、え? と。びっくりしました」と振り返った。 走攻守3拍子そろった右の巧打者で、昨秋の明治神宮大会初優勝の原動力となった。50メートル6秒台の俊足。高校通算25本塁打を放つ長打力に加え、今夏の福岡大会は打率4割5分と、抜群の打撃センスも兼備する。色紙には「30発」と記し「いいピッチャーから打つのは厳しいと思うので、何年後かに30発を打てれば」と、謙虚に思い描いた。
昨年11月、日米通算4367安打のイチロー氏が九州国際大付を指導した際、キャッチボールの相手を務めた。「イチローさんに『プロに入るだけじゃダメだよ、活躍する選手を目指さないといけない』と言われた」。キャッチボールのやり方から学び「言われたことを意識して練習したら外野からの送球が強くなった」。打撃ではインコースの際どいコースを「ファウルにできるようにやってきた」。レジェンドから学んだ好守両面でのエッセンスを、プロの舞台で生かす。
1位指名の同学年菰田にはライバル心を燃やす。「ホームラン数では負けていると思いますが、スタート順位が負けていても、これからの活躍次第で巻き返せると思っている」。投打二刀流に意欲を見せる同期を刺激に、プロの荒波を乗り越えていく。【永野高輔】