【ドラフト】阪神1位の明大・榊原七斗「1歩でも近本さんに近づけるように」緊張の面持ち崩さず
<プロ野球ドラフト会議>◇22日
明大・榊原七斗外野手(4年=報徳学園)は、阪神からドラフト1位指名を受けた瞬間、緊張した面持ちを崩さなかった。
「素直に本当にうれしい気持ちでいっぱい」。しかし「これからプロ野球の世界に立ってプレーする」という覚悟が表情を引き締めた。指名を受ける前から、決めていたという。
阪神のおひざ元、兵庫県出身だ。「本当に強いチームの印象がものすごくある。今年もリーグ優勝もされましたし、自分が阪神タイガースの一員となるのは、本当にワクワクする気持ち。甘い世界ではないと思うので、自分の力で少しでも貢献できるよう頑張りたい」と意気込んだ。ただし、兵庫出身ながら子供の頃からの阪神ファンではなかったという。
目指す理想像は、同じ左投げ左打ちの外野手、近本だ。「憧れというか。まだまだ足元にも及んでないと思うので、本当に少しでも近づけるように、早く1歩でも近づけるように頑張りたい」。俊足、強肩強打、兵庫出身という共通項もある。「おこがましいですけど、肩は勝負できるかなと思います」と。
報徳学園時代は投手で、エースとしてけん引した。だが当時は「プロに行けるほどの選手ではなかった」という。「絶対にドラフト1位になる」という決意を秘めて明大に入学。指導陣から外野手転向をすすめられ、日本代表でも活躍する選手へと成長した。
高校では練習試合を含めて通算15本塁打も、大学通算は東京6大学通算で12本塁打。173センチと小柄ながら長打力を秘める。「自分のスイングをするのは軸としてある」。新人王とゴールデングラブを目標に掲げ、突き進む覚悟だ。【斎藤直樹】