【写真】ドラフト会議を見守るため会見場に現れた横浜・織田翔希(撮影・水谷安孝)

<プロ野球ドラフト会議>◇22日

横浜(神奈川)の最速157キロ右腕、織田翔希投手(3年)が巨人から1位指名を受けた。

NPBかメジャーなのかの選択を迫られていた中で、ドラフト1週間前の15日には会見でNPBを経由せず米球界へ挑戦する決意を表明していた。ところが1週間後のこの日、まさかの巨人からの“強行指名”を受けた。

織田獲得をめぐる動向は、両極端の意見に分かれた。織田が進路発表する直前には「うちは織田がメジャー挑戦をするというなら手を引くけど、他球団がどう動くかは読めない。強行指名すらありうるのでは」(NPB球団幹部)とみる声は出ていたものの、会見を受けてその声は次第に弱まっていた。

ソフトバンクの城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO)が前日21日に織田の強行指名をにおわせたが、他球団のスカウトから「2年連続も1位が入団できないリスクを負うのは、ソフトバンクとしても辛いはず」と、現実味は薄いと見られていた。

2013年以来13年ぶりとなる事前公表ゼロのまま当日を迎えた。各球団の手の内が明かされないまま、密室の駆け引きが織田の強行指名という雰囲気を予感させた。

過去には花巻東時代に菊池雄星(エンゼルス)や大谷翔平(ドジャース)など日本のトップ・オブ・トップが、高校卒業後にMLB挑戦を視野にアメリカに渡ることを目指した。大谷に至ってはドラフト直前にメジャー挑戦の意向を表明したが、日本ハムが事前に公表して1位指名。翻意は難しいとみられたが、4度の交渉の末に入団表明となった。今回はいかに-。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ドラフト】織田翔希、ソフトバンクにおわせも…まさかの巨人強行指名 事前公表ゼロの駆け引き 」