【写真】横浜対樹徳 樹徳先発の佐々木力人(撮影・足立雅史)

<高校野球秋季関東大会:横浜9-2樹徳>◇20日◇準々決勝◇上毛新聞敷島

樹徳(群馬2位)のエース佐々木力人投手(2年)が満身創痍(そうい)の力投もむなしく、横浜(神奈川1位)の厚い壁にはね返された。試合後は「ケガは関係ない。気持ちの弱さが出た」と肩を落とした。

今秋の群馬大会を1人で投げ抜いた179センチ右腕は、18日の作新学院戦で右足首を痛め、痛み止めの飲みながらの投球だった。守備でカバーに入る時に足を引きずる場面もあった。「痛みはありましたけど、そこを言い訳にしていても仕方ない」と気丈に振る舞った。初回にいきなり打者9人の猛攻で、3安打5失点。2回以降は、普段使わない90キロ台のカーブやカットボールを交えるなど、緩急や投球術を工夫して立ち向かった。「スローカーブを使わないといけない状況だった。名前負けしないようにという気持ちで挑んだが…」。試行錯誤を繰り返すも、3回にも2点を許す苦しい展開となった。「自分がダメなら後ろのピッチャーがいるという気持ちで、とにかく最後まで頑張って投げたかった」と、5回1/3を7失点で降板した。

今大会ベスト4を逃し、来春センバツ出場の可能性は低くなった。「冬場に自分を追い込んで鍛え直したい。最後に粘りを見せてくれた仲間たちと、また春からはい上がりたい」と、この敗戦を無駄にはしない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】樹徳エース佐々木力人「ケガは関係ない。気持ちの弱さが出た」満身創痍の投球実らず 」