【写真】山梨学院対慶応 タイブレークの10回裏慶応1死、1死二塁、矢口翔大にサヨナラ適時打を浴びがっくりとする渡部瑛太(中央)(撮影・足立雅史)

<高校野球秋季関東大会:慶応2-1山梨学院>◇19日◇準々決勝◇上毛新聞敷島

山梨学院(山梨1位)が慶応(神奈川1位)に延長10回サヨナラ負けを喫し、ベスト4進出を逃した。

マウンド上のエース左腕、渡部瑛太主将(2年)が1球に泣いた。同点の10回裏1死一、二塁。1ボールからの2球目、最も自信を持つカーブを狙われた。「タイミングを外そうと自信のあるカーブを選択したが、少し甘く入ってしまった」。慶応・矢口に右前へ運ばれると、「頭が真っ白になった」と肩を落とした。

来春へ向け「ウエートトレーニングなどで筋肉強化を図り、投手としても憧れである(3年生の)檜垣(瑠輝斗)さんのようなメリハリのあるスライダーと軸のぶれないフォームを追求したい」と前を向いた。

収穫もあった。立ち上がりに四死球からピンチを招き先制を許したものの、5回のグラウンド整備中にフォームを修正。「頭が突っ込んでいた」と、軸足を意識したことで制球が安定し、7回無死から4者連続三振を奪った。強打の慶応打線を散発5安打12奪三振と手応えはつかんだ。吉田洸二監督(57)も「渡部は9回まで1点とよく投げた」とエースの成長をたたえた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】山梨学院が慶応に延長10回サヨナラ負け、4強逃す エース渡部瑛太が1球に泣く 」