【写真】阪神対DeNA 9回裏阪神2死二、三塁、ショーン・レイノルズは伏見寅威を二ゴロに仕留めガッツポーズ(撮影・上山淳一)

<セ・CSファイナルステージ:阪神0-1DeNA>◇15日◇甲子園

猛虎打線を封じ込んだ。3位DeNAが首位阪神との「2026 JERA クライマックスシリーズ セ」のファイナルステージ第2戦(甲子園)で完封勝ち。ビジターチームの敵地での2試合連続完封勝ちは、CS史上初の快挙となった。先発の尾形崇斗投手(27)から計7投手のリレーで、8回に牧秀悟内野手(28)のソロで奪った1点を守り抜いた。阪神のアドバンテージの1勝を加えても2勝1敗とリードした。

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1点を守り切った。9回2死二、三塁。レイノルズが速球で阪神伏見を二ゴロに打ち取り、完封リレーを締めくくった。「自分の仕事はみんなが作ってくれた(セーブ)機会で、三つアウトを取ってくること。自分の持っているものを全て出すことができた」。仕事を果たした守護神は、力強く両手を掲げた。第1戦に続き、第2戦でも完封勝ち。CSでビジターチームの敵地での2試合連続完封勝ちは、史上初の大記録だった。

CS初先発の尾形から無失点でバトンをつないだ。初回に1死一、二塁のピンチを招くも、4番大山を左飛、5番高寺を空振り三振。力強い直球で、押し切った。5回に打線が1死満塁の好機をつくったところで代打が送られたが、4回1安打無失点の好投。相川監督は「あれぐらい投げてくれれば十分」と右腕をたたえた。

7回には馬場が好リリーフを見せた。4番手の岩田が2四死球で2死一、二塁と得点圏に走者を背負ったところで継投。馬場はカウント1-2から、代打立石を外角低めカーブで空振り三振に仕留めた。「大事な場面だったので、しっかり準備や想定もしていた。ちゃんと地に足がついた状態で、自分の投球ができた」。ブルペンの“仕事人”たちが、大一番で役割を全うした。

巨人とのファーストステージから無傷の4連勝。ファイナルステージは阪神のアドバンテージを含め、2勝1敗と1歩リードした。下克上日本一を達成した24年以来の日本シリーズ進出まではあと2勝。指揮官は「一つずつ勝っていくだけ、戦っていくだけなので」と力強い。チーム一丸で下克上への道を突き進む。【山本佳央】

▼DeNAが阪神に連勝し、ファーストステージ第1戦から4連勝。同一年のCSで4連勝以上は24年に5連勝したDeNA以来9度目。DeNAは17、24年に次ぎ3度目で、3度も記録したのはDeNAが初めて。また、ファーストステージ第1戦から4連勝以上は05年ロッテ、07年中日、14年阪神、24年DeNAに次いで5度目。過去4チームはすべて日本シリーズに進出している。

▼DeNAは<1>戦に続いて完封勝利。プレーオフ、CSで2試合連続完封勝ちは、21年のヤクルトとオリックスがファイナルS<1>、<2>戦で記録して以来6度目。過去の5チームはすべて本拠地で記録しており、敵地で2試合連続完封したチームは初めてだ。今CSのDeNAは4試合で2失点だけで、救援陣は14回1/3で無失点。特に得点圏での被打率は30打数1安打の3分3厘と圧倒的だ。

▼プレーオフ、CSの1-0勝利は12度目で、DeNAでは17年ファイナルS<3>戦、22年1S<2>戦に次いで最多に並ぶ3度目。7投手での完封リレーはプレーオフ、CSで3度目の最多起用人数で、7投手での1-0完封は17年DeNA以来2度目。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】 ブルペン陣が大一番で役割全う CSで敵地2試合連続完封勝ちは史上初の大記録 」