【解説】横浜・織田翔希が米国挑戦へ「第2、第3の織田も」他のアマ有望株への影響計り知れず
ついに時代が動く。日本のトップ・オブ・トップのアマチュア選手が、NPBを経由せずにメジャーへの階段を上る。横浜(神奈川)の最速157キロ右腕、織田翔希投手(3年)が、米国挑戦を決断したことが、関係者への取材でわかった。NPBかメジャーか。選択を迫られていたが、米国挑戦の先にメジャーリーガーという“夢の実現”を描きながら、新たな道へ歩き出す。15日に開かれる会見で、正式に表明する。
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横浜・織田がMLB挑戦を視野に、アメリカへ渡ることが判明した。今月22日のNPBドラフト会議の目玉の1人とされ、1位競合必至の超有望株。卒業後の進路が注目を集めた中、花巻東時代の菊池雄星(エンゼルス)や大谷翔平(ドジャース)ですらなし得なかった異例の決断に踏み切る。
織田の決断が日本球界に注目を集める理由は、他のアマチュア有望株に与える影響が計り知れないからだ。あるNPBスカウトは「織田が仮にアメリカに渡る決断をすれば、第2、第3の織田が出てくる可能性は否定できない」と懸念する声も挙がっていた。同世代の中には今回プロ志望届を出さずに、大学や社会人からプロへと進む選手もいる。彼らがドラフト解禁時期を迎えた時に、今回織田が下した選択がどんな影響を与えてくるのかも見ていかないといけない。
NPB球団幹部は「うちは織田がメジャー挑戦をするというなら手を引くけど、他球団がどう動くかは読めない。強行指名すらありうるのでは」とみる。たとえ織田がMLBを希望しても、何が起こるのかが分からないのがドラフトの怖さ。1週間後の運命の日まで目が離せない。【アマチュア取材班】
◆織田翔希(おだ・しょうき)2008年(平20)6月3日生まれ、福岡・北九州市出身。同市の足立小1年で野球を始め、足立中では全国大会に出場。軟式球で143キロをマークした。横浜では1年春からベンチ入り。昨年センバツから4季連続で甲子園出場。昨年センバツでは全5試合に先発し優勝に貢献。同夏甲子園は8強入り。今夏は4強入りで高校日本代表入り。好きな言葉は「親孝行」。特技は体が柔らかいこと。186センチ、80キロ。右投げ右打ち