【写真】西武対日本ハム 5回裏西武2死一、三塁、渡部聖弥は捕飛に倒れる(撮影・滝沢徹郎)

<パ・CSファーストステージ:西武1-4日本ハム>◇第3戦◇12日◇ベルーナドーム

西武は4年ぶりのCS出場も、ファイナルステージ進出はかなわなかった。第1戦でサヨナラ勝利したものの、その後2連敗。今季の戦いを終えた。

先発の武内夏暉投手(25)が2回にシングルヒット3本を重ねられ、1点を先制された。4回には甘く入ったカーブを左翼席中段まで運ばれるソロ本塁打にされ、痛い2点目を奪われた。5回にもさらに加点され、5回3失点で降板。「全員で福岡に行くつもりだったので悔しい」と唇をかんだ。

スローガン「打破」を掲げ、打ち勝つ野球を目指してきた今季。25年ドラ2位の渡部聖弥外野手(27)、26年ドラ1位の小島大河捕手(22)ら若獅子たちが打線をけん引してきた。しかしその打線はCS3試合で計4得点しか奪えず。渡部は11打数2安打、小島は11打数1安打と、初めての短期決戦に苦戦を強いられた。

それでもチームは階段を上がっている。一昨年の6位、昨年の5位から今季は2位に浮上。若手の台頭がチームを支え、2年でCSを戦えるチームへと変貌(へんぼう)を遂げた。渡部は「来シーズンこの舞台で戦えるようにという強い気持ちが生まれた」と来季への決意を口にした。西口文也監督(54)は「昨年から考えるとよく頑張ってくれた。それでもまだまだ力の差があると思うので、埋めていきたい」。短期決戦で味わった悔しさを「打破」するために。若獅子たちはさらなる飛躍を目指し、前を向いた。【田島優大】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】CS3試合で4得点 渡部聖弥らが初の短期決戦に苦戦「まだまだ力の差ある」西口監督 」