【写真】八戸学院光星・北口晃大(2026年3月撮影)

<運命の日>

東北からプロの舞台へ-。プロ野球ドラフト会議が22日、東京・グランドプリンスホテル新高輪(午後4時50分開始予定)で行われる。日刊スポーツ東北6県版では「運命の日」と題し、高校、大学の注目選手を連載で紹介します。

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八戸学院光星の北口晃大投手(3年)は、187センチの長身から投じる最速147キロの力強い直球と制球力が武器。バットを持てば4番を担うパワフルさもある二刀流の本格派右腕だ。

ターニングポイントとなった一戦があった。2年夏の弘前学院聖愛との決勝戦。先発した北口は7回1失点と好投も体力面で継投となり、リリーフ陣が逆転を許し、聖地には1歩届かなかった。「自分に9回を投げきれる力があったら」。現在地を知り、マウンドに立ち続けるエースとしての自覚も芽生えた。真夏のグラウンドでの走り込み、練習試合でも完投し、1試合通しゲームメイクできる力感を身に付けた。その努力が実り、昨秋の東北大会準決勝の聖光学院戦では完封勝利を挙げ、「一つ自信になりました」と手応えをつかんだ。

自らの好投で引き寄せたセンバツでは、さらに全国に名をとどろかせた。大会初となる先発投手兼DHの「大谷ルール」で出場し、脚光を浴びた。投打で8強入りに導いた。

最後の夏は聖地に返り咲くことはできなかったが、高校野球の節目を終え帰省した地元大阪で「何が足りないのか、もう一度自分と向き合いました」。現在は武器の直球を見直し、新球種フォークやツーシームにも着手。プロ志望届にも、ペンを走らせることに迷いはなかった。現在も「まだまだ成長できる」と腕を振り続ける。真っすぐな瞳で「200勝を挙げられるような、長く活躍できる投手になりたい」。大志をかなえるステージに立つ。【高橋香奈】

◆北口晃大(きたぐち・あきひろ)2008年(平20)7月6日生まれ、大阪府和泉市出身。幸ジュニアファイターズ-大阪泉北ボーイズでプレー。八戸学院光星では1年秋からベンチ入り。2年秋の東北大会で準優勝を飾り、3年春のセンバツに出場。大会史上初「大谷ルール(先発投手兼DH)」で出場し、8強に導いた。今年のU18日本代表候補合宿に参加。187センチ、90キロ。右投げ右打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ドラフト】八戸学院光星・北口晃大、二刀流の本格派右腕「200勝を挙げられるような…」 」