【東京V】相馬直樹新監督に白羽の矢「今のヴェルディに合っている」江尻篤彦強化部長が経緯説明
東京ヴェルディの相馬直樹新監督(55)が9日、東京・稲城市のクラブハウスで就任会見を行った。
今季J1で8試合未勝利(4分け4敗)で19位と低迷し、城福浩前監督(65)を5日に電撃解任。その後任として立て直しを図る。
会見の中で、江尻篤彦強化部長(59)が今回の電撃交代の経緯についてこう説明した。
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J1リーグで19位、Jリーグ60クラブのJ1からJ3のクラブの中で、まだ1勝もできてないのは我々クラブだけだったと思います。そういう現状を重く受け止めてます。このJ1リーグを生き抜くということは、当然私自身も監督経験ありますし、Jリーグの中でのコーチもしていますし、決して簡単な状況では今もうないということを痛感しております。これはひとえに私のマネジメントの至らなさっていうことで、重く現実のこの状況を受け止めております。
ただ、チームは前を向いて進まなければいけません。その中での大きな決断をこのタイミングでさせていただきました。そうは言いながらも残り30試合。どういうような戦い方を我々はしなきゃいけないかということを考えた時に、もう一度我々ヴェルディらしさというものがどんなものなのか? っていうのは考えました。
守備ではアグレッシブに相手を待つ。構えた守備ではなくて、積極的にボールを奪いに行く。前線の選手が1度ではなく2度、3度ボールを追って、最後は身を投げ出して体に当てて相手の前進を阻止する。それが我々が2024年、25年、百年構想リーグとやってきたサッカーだと思います。
中盤ゾーンではボールホルダーがしっかりボールに制限をかけ、ディフェンスラインはアグレッシブにディフェンスラインを仕上げ、コンパクトなフィールドを形成し、ボールホルダーに対してファーストディフェンダーがしっかりボールの制限をし、次に入ってくるところをコンパクトだからこそ狙える。そしてコンパクトだからこそ相手が背後をついてくる。それに対してしっかり予測をして、ディフェンスラインをこの判断でラインを下げて対応する。後ろのキーパーも含めての、そういうサッカーだったと思います。
攻撃では奪った瞬間、なるべく高い位置でボールを奪い、相手の守備が整う前にシュートまで持っていく。その回数を多くするっていうのが我々のサッカーです。当然、キーパーから今の時代しっかりつなぐっていうのもそうなんですけども、いかに相手の狙いの矢印を追って、長いボールを入れたボールに対して、チームが全体がそのボールに対して意識をしている。立ち位置がしっかりしているから、そのセカンドボールを拾える。いい時はやっぱそういうサッカーを攻守に渡って、選手の距離感と戦い方の矢印が一致し、特に相手のゴールに向かうという形が我々のサッカーだったと思います。もう1度そのサッカーを思い起こさせて、我々が今この厳しい状況を打破するには、そこに立ち返らなければいけないという判断をさせていただいたっていうのが経緯でございます。
そして相馬監督に今回来ていただいた大きなジャッジとしたら、この我々がやっていたサッカーをやっぱり継承していただけるので。それは私も相馬監督と監督時代に対戦した時に、縦をこう圧縮したコンパクトなフィールドで、相手にボールがある時には積極的にボールを奪いに、シンプルに奪ったボールをペナルティーエリア周辺のニアゾーンに出し、積極的に走り込んでそこをシンプルに使う。
なんならもうワンタッチクロスで逆サイドが入って、チームがそういう方向性が定まってれば、ペナルティーエリアにも必然的に人数が多くかかる。そうするとゴールの確率が高まる。
守備ではコンパクトなサッカーシステムを形成することによって、相手の良さを最大限出させず、自分らのリズムで攻守に渡ってやっていった。サッカーを見ていて、今のヴェルディに合っているのではないかというような決断をさせていただきまして、今回、相馬監督にお声をかけさせてもらった。大まかにそういう経緯で相馬監督に今回お願いしました。