【写真】22年1月、練習の合間に近大・田中秀昌監督(右)と言葉を交わす阪神佐藤輝

<阪神0-4ヤクルト>◇8日◇甲子園

阪神佐藤輝明内野手(27)が三冠王に輝いた。セ・リーグ全日程が終了し、打率、本塁打、打点でリーグトップが確定した。 球団では86年にランディ・バース氏が2年連続で獲得して以来、40年ぶり。日本人選手では初の偉業となった。

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近大時代の恩師、田中秀昌元監督(69)が阪神佐藤を祝福した。「たいしたもの。本人の努力以外の何ものでもないと思います」と奮闘をねぎらった。

18歳の佐藤の打撃練習を一目見た瞬間「間違いなくプロに行く子」と心躍らせた。4年間手塩にかけ、20年ドラフトで阪神入団が決まったとき、「子どもに夢を与える選手になりや」と伝えて送り出した。

「彼は子どもが好きだから。阪神の大山選手じゃないけれど全力疾走を怠らず、常に謙虚さを持っている選手が子どもに夢を与える存在になっていくのでは」と、身近な先輩の影響にも感謝した。

上宮(大阪)の監督時代から、巨人の顔だった元木大介、広島、ドジャースなどで活躍した黒田博樹、楽天前監督の三木肇らを育てた指導者。「人として成長しないと野球でも結果は残せない」が身上。佐藤の地道な積み重ねも見てきた。大学時代の4年間、佐藤は個人練習を欠かさなかった。「授業を終えて夜に寮に帰ってきてから室内で打ったり、トレーニングもやっていました」。野球が仕事になった今は「努力を怠って結果が出なかったら、ファンに申し訳ない。それを自覚しているのでは」と推察。「初心を忘れなければ、どんどん成長していくのではないですか。進化していってほしい」と願い続ける。【堀まどか】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】佐藤輝明の三冠王、近大時代の恩師も喜び「子どもに夢を与える選手になりや」と送り出し 」