山本由伸、地区S突破の立役者も「まだまだこれから」個人トレーナー矢田氏「奇跡2回起こせる」
<ナ・リーグ地区シリーズ:ブレーブス1-4ドジャース>◇第4戦◇7日(日本時間8日)◇トゥルーイストパーク
【アトランタ(米ジョージア州)7日(日本時間8日)=斎藤庸裕】ドジャースが3年連続で地区シリーズ突破を決めた。「4番DH」で出場した大谷翔平投手(32)は3打数無安打。地区シリーズ4試合で13打数2安打と沈黙し、長打は出なかった。それでも、チームは第3戦で山本由伸投手(28)の力投など、投手陣や下位打線の奮起で底力を見せた。次なるステージはさらに強豪相手となるリーグ優勝決定シリーズ。最大7戦の戦いで、大谷の復調が欠かせない。
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地区優勝以来、今年2度目のシャンパンファイトも、山本は控えめにはしゃいだ。選手の大半がまだ余韻に浸っている中、着替えを終え、チームバスでの移動へと準備を整えた。シリーズ第3戦で7回1失点10奪三振の力投を見せ、流れを引き寄せたエース右腕。突破の立役者は「まだまだこれから。ここから長いですから」と先を見据えた。
リーグ優勝決定シリーズでも当然、主戦投手として活躍を期待される。前日の登板を振り返り、「そこまで緊張はしなかったですけど、このシリーズがかかってると言ってもいいほど大事な試合でしたからね。集中はしてました。本当に勝てて良かったし、ピッチングも昨日の試合でつかめたものがありました」と、手応えも感じていた。
チームでただ1人、2年連続で先発ローテーションを守り抜いた鉄腕は、10月に入ってさらにギアを上げている。そんな山本を支える個人トレーナーの矢田修氏は、笑いながらこう語った。「去年、奇跡が1回起こせたなら、今年は奇跡2回起こせるのではと思います」。昨年はワールドシリーズMVPに輝き、今年はそれ以上を期待出来る。
全員で目標として掲げる3連覇へ、山本は「あと(登板は)4試合くらいですかね。まだまだこれからなので練習します」と気を引き締めた。突破の喜びに浸る間もなく、頭はもう次のマウンドにある。【日刊スポーツ特任記者・鈴木優】