【天皇杯】京産大U21MF福永裕也、先制点「1点の重みこれまで以上に感じた」J1相手に躍動
<天皇杯:横浜2-1京産大>◇3回戦◇7日◇日産ス
唯一の大学勢・京都産業大学(京都)は横浜F・マリノスに1-2で逆転負けを喫し、16強入りを逃した。前半35分にU-21日本代表MF福永裕也が得点を奪ったが、後半に退場者を出し、2失点。2回戦の水戸ホーリーホック戦に続くジャイアントキリング達成とはならなかった。
試合後、福永は得点よりも、後半の得点機を逸した場面を強調して悔しがった。「僕個人のところで、ああやって最後シュート外してしまって、その後のプレーで失点っていうところで言うと、本当にずっと僕個人の課題であるゴール前の質、1点の重みみたいなのは本当に強く、これまで以上に強く感じましたし、ま、チームに本当に迷惑かけたなっていうのは思っている」と絞り出した。
悔やんだシーンは1-1となった後半22分ごろ、ゴール前まで攻め上がり、正面からのシュートがゴール上に飛んで行ってしまった。「自分の前にこぼれてきて、もう蹴り込むコースも見えたんですけど、やっぱりちょっと力が入ってしまって、下からすくいすぎた。もっともっとゴール前で落ち着いてプレーしないといけない。自分とトップの選手との大きな差」と振り返った。
一方で得点シーンは見事だった。中間ポジションでボールを持つと、左サイドの水戸ホーリーホック内定MF末谷誓梧に展開。折り返しを左足で仕留めた。
「誓梧くんが突破してくれて、自分としては、ディフェンダーが勢い持って滑ってきてるのはわかってたんで、しっかり枠に入れるところを意識した上で、ディフレクションにはなりましたけど、ゴールという形になったところはすごい良かった」
U-21日本代表の愛知・名古屋アジア大会では悔しい思いも味わった。チームも敗れた決勝では途中出場、途中交代を経験。パフォーマンスは悪くなく、戦術的理由だとしても、苦い思いだった。「僕の積み上げてきたものが劣ってしまっただけだなと思うんで、もう1回ああいう舞台に呼んでもらえるように、しっかりこっちで結果を残して、もっともっと信頼をしてもらえるような選手になっていきたい」。
まだ大学3年。今季のリーグ戦、全国大学サッカー選手権、さらには来季、その先に28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)がある。「ピッチ内外でもっともっと選手としても人としても、もっともっと成長してかないといけない部分ではあると思ってるんで、そこは磨きかけていきたい」と誓った。