【西武】岸潤一郎がプロ7年目で初の1軍完走 元「消えた天才」は全打順こなしたマルチな活躍
<ロッテ0-3西武>◇6日◇ZOZOマリン
西武岸潤一郎外野手(29)がプロ7年目にして初めて、フルシーズンで1軍に登録された。
明徳義塾(高知)時代は甲子園のスター的存在だった岸は、進学した首都圏の大学を中退し“消えた天才”とも呼ばれた。その後、四国IL徳島で野球を再開し、19年ドラフト8位で西武入りした。
21年に100試合、24年に98試合に出場しているが「ケガしたり、純粋に調子が上がらなかったりが重なったりで」(岸)と通年での1軍はこれまでなかった。“完走”し「1年間、ケガなく1軍でプレーできたことは良かったです」とあらためて口にした。
今季はこの日で99試合出場となり、スタメン出場は38試合。5月22日のオリックス戦(ベルーナドーム)では4番に入るなど、1番から9番まで全ての打順でスタメン出場するマルチプレーヤーぶりを発揮している。「実は24年にも全部の打順、やっているんですよ」と笑う。
本当に打ちたい打順は-。「自分は7番とか8番くらいで、こつこつと」と身を縮ませながら、この日のロッテ戦も「8番左翼」でスタメン出場。左翼ポール際への弾丸ライナーは惜しくもファウルになったが、フェンス直撃のものなどしっかり2安打した。ベンチスタートの試合も、中堅世代としてベンチでも声を張って若手たちを盛り上げる。今やチームに欠かせない男。「シーズン最後までしっかり頑張ります」とCSへの意気込みを話した。【金子真仁】