【ドラフト】長身のサイド右腕、青森大・小金井凌生 幼いころ立ったプロのマウンドにもう一度
<指名を待つ男たち>
アマチュア野球特集、「指名を待つ男たち」の第2回目は、関東、東北の選手を紹介する。それぞれの思いを胸に迎える10月22日、プロ野球ドラフト会議。彼らの運命をかけたその日が近づいている。
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青森大のエース、小金井凌生投手(4年=日体大荏原)は身長191センチのサイド右腕。最速149キロの内角直球と外角のスライダーが武器だ。昨年は大学野球選手権に出場。秋は勝てば連覇達成という9月15日の八戸学院大戦に3番手で登板。2/3を投げ3失点で敗戦。試合後、泣き崩れる小金井に、先輩たちが声をかけた。「お前はプロを目指せるんだから、頑張れ」。この経験が小金井を奮起させた。
オフには「自分は反り腰で体が左に流れる癖がある」とトレーニングで修正。体重も8キロ増やした。一番の課題であるメンタル面にも取り組んだ。「先を見てしまい、力みにつながっていた」と、目の前の打者に集中。「マウンドでは自信しかない」と、ピンチに強くなった。今年3月16日に巨人3軍戦で敗戦するも好投し、自信をつけた。
小さい頃はロッテファンで、週1でZOZOマリンスタジアムに通った。小学校時代、ファンクラブのイベントではマウンドから打席に立つ元ロッテの大嶺祐太氏へ投球。「スローボールでしたが空振りしてくれて“ナイスボール”と言ってくれた」。幼い心をとりこにしたプロのマウンド。もう一度、あの場所に立ちたい。運命の22日を心待ちにしている。【保坂淑子】
◆小金井凌生(こがねい・りょうせい)2004年(平16)9月16日、神奈川県横浜市生まれ。今宿小3で今宿東キングローズで野球を始め、鶴ケ峰中では横浜旭峰ポニーでプレー。日体大荏原から青森大に進学。1年秋からベンチ入り。3年春、北東北大学秋季リーグで優勝し、大学選手権出場。好きな言葉は「全力」。191センチ、90キロ。右投げ右打ち。