【写真】現地時間2026年9月29日 トレーニング中のポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド(ロイター)

アルゼンチンのリオネル・メッシが代表引退を決意した一方、41歳のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは代表でのプレー続行を選択した。しかし、ジョルジェ・ジェズス新監督との対立により、ロナウドの代表でのキャリアが唐突な終わりを迎える可能性があると、英BBCが報じた。

ロナウドは9月27日(日本時間28日)のUEFAネーションズリーグ・ノルウェー戦で長時間ウォーミングアップをさせられながら出場機会がなく、次のデンマーク戦(10月1日)でもスタメン起用がないことを伝えられるとチームを離脱。その後SNSに「いずれ適切な時期が来たら、私が常に身を捧げてきた代表チームを離れることになった理由について、ポルトガルのすべての人々に真実をお話しする」と投稿した。

一方、昨シーズン、アル・ナスルでロナウドの指揮官を務めていたジェズス監督は「本人が望めば、代表チームに戻ってくるだろう。次回の招集前に話し合うことはできるが、決めるのはクリス(ロナウド)だ。代表での時間をどのように終わらせたいか、それを決めるべきなのは彼自身なのだ」と決断をロナウドに委ねた。

ファンや関係者の意見は二分されている。リスボンの看板には「クリスティアーノ・ロナウド、ポルトガルのためにしてくれたすべてのことに感謝する。あなたは永遠に我々のキャプテンだ」「ジョルジェ・ジェズスには荷が重かった。配慮の欠如。キャプテンへの不当な扱い。肥大化したエゴ」といったロナウドを支持する言葉が掲げられた。

一方でロナウドのパフォーマンスへの厳しい声もある。解説者のクリス・サットン氏はW杯での姿を「おじいちゃんのようにピッチをよちよち歩き回っていた」と評し、元同僚のウェイン・ルーニー氏は「彼は天才であり、スーパースターだ。彼がサッカー界や何百万人もの人々に与えてきたものは、非常にまれなものだ。今大会で勝てると信じていたからこそ、彼は落胆しているだろう。しかし、誰にでも時間は平等に過ぎていく。サッカー界にとって悲しい日だ」と同情と現実を口にした。

数字の上では、近年のポルトガルはロナウド不在時の方が勝率と得点数が高い。スポーツジャーナリストのマーカス・アウベス氏は「この41歳のストライカーが存在するだけで巻き起こる昼ドラのような騒動は、すでに忍耐の限界に達しつつあった。ポルトガル代表の過去5人の監督のうち、ロナウドはそのうちの4人(カルロス・ケイロス、パウロ・ベント、フェルナンド・サントス、そして今回のジェズス)と問題を起こしている。ポルトガルが間違いなく史上最高の黄金世代を迎えている中において、それはあまりにも大きな妨げとなっている」と話しているという。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 離脱のロナウドは代表引退?ファン、関係者の意見は二分、本人は「適切な時期が来たら話す」 」