【写真】DeNA対阪神 9回表を終え選手交代を告げる阪神藤川球児監督(撮影・前田充)

リーグ連覇から一夜明けた阪神は、延長戦の末に今季3度目のサヨナラ負けを喫した。これで3位DeNAとは7ゲーム差。阪神は残り3戦全勝も10差以上は開かず、CS新ルールのアドバンテージ2勝の可能性は消滅した。

前日は深夜まで優勝特番をこなし、この日広島から横浜へ移動してきた選手たち。疲労もある中で約4時間のゲームを戦い、藤川球児監督(46)は「ファンの方が入ってくれていますし、最後までいいゲームを、というところではみんな集中力を持ってやってくれたと思いますから。ゲームの結果は別にして、でも、長いゲームになりました」とねぎらった。

1-1で迎えた延長11回。クローザーの工藤泰成投手(24)が、DeNAエンカーナシオンに決勝打を浴びた。今季登板56試合目で初黒星。ハードスケジュールでのマウンドも「いや関係ないです。普通に力負けというか、反省するところがたくさん今日は出ました」と言い訳はなかった。

この日はハマスタ最終戦。レフトスタンドにあいさつへ行った藤川監督、ナインらは祝福を受けた。指揮官は「胴上げ、胴上げというコールがありましたけど、ちょっと恥ずかしいと言いますか。ファンの方にはいい報告ができたと思います」と笑顔。ラスト甲子園3連戦。勝ってCSへつなげる。【磯綾乃】

◆CSファイナルステージのアドバンテージ 今季からファイナルステージ(S)進出チームが首位に10ゲーム差以上、または勝率5割未満の場合、優勝球団のアドバンテージは従来の1勝から2勝に増える。条件が重複しても最大2勝。アドバンテージ2勝が適用された場合、ファイナルSはこれまでの最大6試合4戦先勝から7試合5戦先勝となり、2、3位チームの日本シリーズ進出がより厳しくなる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】CSアドバンテージ2勝は消滅 藤川監督「胴上げというコールがありましたけど…」 」