【巨人】杉内コーチ「竹丸が想像以上に頑張ってくれた」相次ぐ離脱も井上温大と先発陣支える
巨人がレギュラーシーズン全日程を終え、2位となった。先発陣の相次ぐ離脱に苦しんだ今季、支えとなったのは竹丸、井上の両左腕だった。
開幕前に昨季11勝の山崎が右肩のコンディション不良で離脱。戸郷も不調で2軍スタートとなった。開幕投手を託されたドラフト1位の竹丸和幸投手(25)は、阪神を相手に6回1失点と好投し、プロ初勝利を挙げた。リフレッシュのための登録抹消を挟みながらも、けがなく1年目を走り抜き、22試合でチームトップの11勝(9敗)。巨人の新人がチーム単独トップの白星をあげたのは1999年上原以来27年ぶりだった。首位阪神から3勝を挙げ、大一番でも力を発揮した。
井上温大投手(25)は、チームで唯一規定投球回に到達した。春季キャンプは故障班でスタートしたが、4月に1軍へ合流すると先発ローテーションを守り、23試合で10勝8敗。4日時点でリーグ3位の防御率2・02と安定感を示した。杉内俊哉投手チーフコーチ(45)は「先発は竹丸が想像以上に頑張ってくれた。温大も毎試合ゲーム作ってくれましたんでね」と評価した。
一方、柱として期待された戸郷、山崎はシーズン中も故障に苦しんだ。戸郷は7月に左太もも裏の肉離れで離脱し、14試合で5勝にとどまった。山崎は右肩のコンディション不良から7月に復帰したが、8月に再び同箇所の不調で登録抹消。6試合で1勝と、十分に力を発揮できなかった。杉内コーチは「戸郷、伊織が万全であればね、もう少し勝利数は上乗せできたのかなと思いますけどね」と振り返り、「まあ、そういう年もありますから。その辺は2人反省してると思いますし、一番悔いが残っているんじゃないですかね」と胸中を推し量った。
また、ローテーション候補として期待されていたウィットリー、ハワード、マタの新外国人3投手も故障に見舞われ、3人で計153イニングにとどまった。杉内コーチは「あの3人も頑張ってくれましたけど、けがしちゃったんで残念でしたけど」と振り返った。離脱が相次いだ先発陣だったが、防御率2・94は3日時点で阪神に次いでリーグ2位。新人の竹丸とプロ7年目の井上が中心となり、最終盤まで優勝争いを戦い抜いた。