【岩田稔】野手最年長36歳の阪神伏見寅威がVキーマン 高橋遥人をMVP級の活躍に導く
阪神が2リーグ制後球団初のセ・リーグ連覇を果たした。139試合目で他の5球団を振り切った。日刊スポーツの評論家陣が、今季の阪神の強さを解説した。
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野手最年長36歳の伏見選手が今季優勝のキーマンとなったように感じます。オリックス、日本ハムを渡り歩いて、昨オフにトレード入団。すでに阪神には坂本選手、梅野選手がいて、彼ら2人よりも年上となる捕手の獲得には懐疑的な声もありましたが、結果は見ての通りです。高橋投手が先発した大半で先発マスクをかぶり、シーズンフル稼働が初めてになる左腕をMVP級の活躍に導きました。
伏見選手は「ザ・キャッチャー」という印象の捕手。どっしりと頼りがいのあるリードが魅力です。投手と捕手には相性があり、伏見選手とのコンビでなければ、高橋投手はまた違った成績になっていた可能性も否定できません。打者としても配球面の読みにたけていて、代打で勝負強い打撃を披露する場面もありました。ナイスガイな性格もロッカールームに好影響を与えていると聞きます。
藤川監督は投手の特徴に合わせて、もしくはチームの悪い流れを断ち切りたいタイミングで、柔軟に捕手を使い分ける指揮官でもあります。変幻自在の捕手起用を可能にしたという意味でも、伏見選手の存在感は周囲が考えているよりも大きいのかもしれません。(日刊スポーツ評論家)