【写真】阪神工藤泰成(左)と木下里都(2026年撮影)

阪神が2リーグ制後球団初のセ・リーグ連覇を果たした。139試合目で他の5球団を振り切った。日刊スポーツの評論家陣が、今季の阪神の強さを解説した。

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阪神は打ち勝ったイメージが強いですが、一番の勝因は投手力だと思います。特に工藤と木下の台頭は大きかった。前半戦のリリーフ陣は石井が不在で及川も昨年ほど状態がよくない中、岩崎とドリスで何とかしのぎました。その2人が息切れした時、工藤と木下が彗星(すいせい)のごとく代役を務めました。若い2人が出てくる前は、終盤逃げ切れないケースが目立ちました。投打に充実した戦力を持ちながら下位を引き離せず、ペナントレースがもつれる形になりました。野球は後ろの投手から逆算するので、しっかり方程式が固まったことは非常に大きい。今年のような競り合う展開では、最後にその安定感がモノをいいました。

投手のMVPはもちろん高橋です。開幕から無傷の10連勝など1年間フル回転で、先発陣を引っ張りました。投げたら勝つ。15勝3敗、勝率8割3分3厘という安定感は、シーズンを通してチームに安心を与え続けました。打線は水もので打っても3割です。しかも広い甲子園を本拠地としている以上、1年間打ち勝つ野球はできません。村上も才木も故障なくローテを守り抜きました。投手陣を大いにたたえたい優勝です。(日刊スポーツ評論家)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【桧山進次郎】大きかった阪神工藤泰成と木下里都の台頭 投手陣を大いにたたえたい優勝 」