【セルジオ越後】弟分の戦い悪くはなかった…五輪にもW杯にも、大岩監督はこれからが本当の勝負
<愛知・名古屋アジア大会:日本0-1韓国>◇3日◇決勝◇豊田ス
4大会ぶり2度目の金メダルを狙ったU-21日本代表は、U-23韓国代表に大会4連覇を許した。2028年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)を見据え、大会規定より2歳下の21歳以下のメンバー編成で臨んだ日本に対し、日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏(81)は「これからが本当の勝負」と理解を示した。
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ホームの3万人以上の大観衆の前で勝てなかったのは残念だ。ただ2日前に、エクアドルにPK勝ちしたA代表の兄貴分に「もう少し攻めてほしかった」と苦言は呈したけど、この夜の弟分の戦い自体は、悪くはなかった。
アグレッシブだったと思うし、横山がドリブルで見せ場をつくり、あとは自分で得点できていれば文句なかったけどね。まあ、僕が慰めてもしょうがないけど。
オーバーエージ(OA)3選手をフルで入れた23歳以下の韓国に、日本はOAなしの21歳以下。経験の差が出たのは間違いない。ただ、勝ちたかったら日本も韓国と同じにすればいい。でも、あえてそうしなかったんだから、文句も言い訳も出てこないよね。
大岩監督はU-23アジア杯で2連覇しているし、ここまで頑張っている方じゃないか。それでも、今回のように21歳以下ではあっても、世界的には、例えばスペインは今夏のワールドカップ(W杯)決勝で19歳が2人もピッチに立ち、優勝したからね。海外じゃ、この世代からA代表の中心にならないといけないし、大岩監督も育てながら勝たないといけない。その準備が足りていたのかは、しっかり検証してほしい。
ロサンゼルス五輪のアジア代表枠が今回、3・5から2枠に減り、日本も危機感は十分にあると思う。強化に関しては、韓国とは違う方法を選択しているんだから、大岩監督は日本のやり方で結果を出すしかない。育てながら、五輪もW杯にも行かないといけない。これからが本当の勝負だね。(日刊スポーツ評論家)