【写真】広島対阪神 広島に敗れた阪神藤川球児監督(手前)はマツダスタジアムでの最終戦を終えファンにあいさつし引き揚げる(撮影・上山淳一)

涙の連覇だ。阪神が2年連続8度目のセ・リーグ優勝を決めた。広島とのデーゲームには敗れたが、2位巨人がナイターでDeNAに敗戦。2リーグ制後で球団史上初となる連覇が決まった。史上最速優勝を成し遂げた昨季とは異なり、最終盤までもつれたペナントレース。就任2年目で再び頂点へ導いた藤川球児監督(46)は、これまでの道のりを振り返り涙を流した。王者として迎えるCSファイナルステージは、14日に甲子園球場で開幕。次は23年以来、3度目の日本一に挑戦する。

◇    ◇    ◇

阪神藤川監督一問一答は以下の通り

-率直に今の気持ちは

「いや苦しかったですね」

-今一番の思いは

「(約20秒、言葉に詰まる)難しいですね。まずは…。ちょっと待って。選手たちを守れたことです」

-昨年の優勝とはだいぶ感情は違う

「やろうとしたことは同じだったんですよ。成績を残してる選手がどんどん成績が伸びるように。自分も現役の時に成績を残してたんですけど、どうしても最後重責を背負って、それが苦しくてやぶれ去ってったっていうことがあったので、成績を出してる選手が苦しまないようにというところで、とにかくその選手たちの責任をこちらが引き取ってあげて、選手たちが笑顔で成績が向上するにはという、このタイガースの宿命を自分も背負った時に非常に苦しかった。ハイパフォーマンスの選手が苦しんだことがあったので、とにかくその選手たちを守るというところが一番、それをしたら必ず抜けるんじゃないかとは思ってました」

-7月に工藤を抑えに配置転換し、機能したことが1つの転機となった

「いや、間に合うかどうか。あの時点で勝負でした。あそこでクローザーと。オールスターの時ですか。あそこで配置転換をした時に差し切れるのかどうか、それとも遅かったってなるのかどうかは、もう紙一重の勝負でしたから。間に合ったなというところ」

-連覇という偉業を伝えたい人

「もう恩返しの役割でこの監督業を引き受けましたので。自分がどうなりたいとかではなくて、タイガースでお世話になってタイガースのファンに育てられた。恩返しというのは勝ちを届ける、選手たちを苦労させない、首脳陣で精いっぱい悩んで苦しんで、選手たちを飛躍させながらファンの方に夢とか希望を持ってもらえるように挑戦しましたが、最高の結果になりました。やっていたことが間違いではなかったと証明できました」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】涙の連覇!工藤抑え配置転換に藤川監督「もう紙一重の勝負。間に合ったなと」/一問一答 」