【写真】祝勝会で笑顔を見せる阪神森下翔太(右)と佐藤輝明(撮影・前田充)

阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)がインタビューに応じ、連覇について、ざっくばらんに語った。  

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-佐藤が4番に座って

4番に座って、って、誰が座っても一緒。そんなもん。順番なんか。今の形やったら。

-佐藤は進歩が見えた。

技術的にはボール(球を)振らんようになったのは確かやわ。(他チームは)もうちょっとちゃんと攻めたらええのになと、いつもテレビでも言うてたけど。

-最初の方は他チームが内角を攻めなかった

なんかあんのかなと思った。

-監督時代に佐藤や森下に厳しく接したが、今年は伸びたか

いやあ、伸びた分、もうちょっと謙虚にならな。伸びたまんまにしてるな。数字と違うで。

-それは森下のことか

両方やな。大山なんか2軍に落とした時は、交流戦で千葉で(打率)2割切ったら、ファームで1回調整ささなあかんという基準があった。だから他の選手もそうやった。でも森下、佐藤に関しては。もう一回、野球に対しての姿勢を直さなあかんというので2軍やった。別に数字は悪なかった。森下はあの打ち方があかんから落としたんやで。

(続けて)

交流戦で俺が初めて選手をグラウンドで教えた時の後、2軍に落とした。1軍で毎日試合やってるとなかなかフォームを簡単にね(修正できない)。あの時はフライ革命でフライばっかり打っとったやんか。調子落としての2軍ではなかった。もう1回プロ野球選手として野球に向き合う姿勢をちゃんとせなあかんから2軍に落とした。

-森下は死球も多いが

死球は逃げるのが遅い。そんなに厳しいデッドボールあんまりないよ。背中あたらへんかった? 左バッターみたいに。それはやっぱりインコースの厳しいボール見えるのも必要やからな。見え方というのもな。

-中心選手であっても姿勢を求める理由

(当時の森下は)まだプロ1年目やしなぁ。佐藤も3年目やったし、これからやった。遠くに飛ばすとか、みんな分かってること。能力あるのは。そんなんバッティング練習を見とってわかるやん。こいつはモノになるとかならんとか。森下も俺が1年目、第1クールで具志川行って初めて森下のバッティング見た時俺より全然上やと言うた。平田(現2軍監督)に言うた。入った時のな。俺より全然上よ、力的に。すぐ言うた、平田とかコーチに。打てるのは分かっている。1年目の数字は俺の方が良かったけどな(笑い)。だから能力があると言うことやんか。

-謙虚じゃないと続かない

そうそうそう。もしも相手が腹立てて当てに行ってたらあかんやんか。上から見てたら、チェンジなっても三塁側ベンチから(出ていって)セカンドぐらいから(右翼定位置まで)ずっと歩いていくんよ。そういう姿勢が出てくるねん。パーンとフライ打ったら一塁までベースにもつかずにベンチに帰るとかな。そういうことやろ。

-これから長く活躍しようと思ったら、そういうことをなくしていかないと。  そうそうそう。オリックスの時も言うたことある。一塁までバット持ったまま、アウトやったらバット持ったままベンチ帰るとかな。そういう姿勢やと思うけどな。

-23年に佐藤を2軍調整としたのは横浜での試合後だった

うん。だから結局、クリーンアップとか打てる数字だけの能力はあるかも分からんけど、やっぱりプロ野球選手としてな、子どもとかも見てるし、そらな、みんな、そういうことやんか。ホームラン打つのを見に来るだけじゃないわけやんか。だから、俺は、とにかく雨で使えん限りは、全部シートノックした。なんでしたと思う? 別にせんでもええんよ、はっきり

言うて。

(続けて)

メジャーで最初にシートノックしないようになったんは、ヤンキースやん。ニューヨークヤンキースがやったんよ。なんでか言うたら、ジーターとA・ロッドが100メートルの遠投しよったんよ。その遠投をお客さんに見せたんよ、その代わりにな。だから毎日100メートルの遠投せなあかんねん。A・ロッドとジーターが。そうやん、やっぱりショーやん、プロやからさ。試合出てないやつのファンも見に来とんねん、球場にな。だから試合出んかったら、せっかく球場来たんやから、シートノックだけでもやっぱりな、写真撮りたいかも分からへんやんか。だから俺はシートノックしたんやで、絶対に。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】岡田顧問、佐藤&森下は「伸びた分、もうちょっと謙虚にならな」/一問一答3 」