【広島】本拠最終戦で阪神胴上げ阻止 新井監督は謝罪「生まれ変わります。粉骨砕身の気持ちで」
<広島6-4阪神>◇3日◇マツダスタジアム
広島は本拠地最終戦で阪神の胴上げを阻止した。試合後に行われたセレモニーでは、新井貴浩監督(49)が力強くファンに誓った。
「我々カープは来シーズン、生まれ変わります。また、新しいスタートを切ります。今シーズンの分までみなさまに喜んでいただけるように私自身、粉骨砕身の気持ちで頑張りますのでよろしくお願いいたします」
苦しい1年だった。開幕から下位に低迷するグラウンド内の戦いだけでなく、グラウンド外の問題にも振り回された。現場を指揮する新井監督からは、笑顔が消えた。試合後のあいさつでも、感謝の後には謝罪の言葉が出てきた。「多大なご心配とご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」。深く頭を下げる姿に、スタンドからは大きな声援と拍手が注がれた。
この日は優勝目前の阪神に食らいつき、勝利した。3回に逆転を許しても、その裏に末包昇大外野手(30)が同点3ラン。先発森下暢仁投手(29)から中継ぎ陣が無失点でつなぎ、中村奨成外野手(27)が勝ち越し打を放った。セレモニーでの大きな拍手は、来季への期待だ。新井監督だけでなく、コーチや選手を含め、球団全体で取り組んでいかなければいけない。
∇広島大瀬良(8回に登板し中軸を3者凡退)「みんながつないでくれたので、相手のことは考えずに自分の投球をしようと思いました」
▽広島中村奨(8回の決勝打に)「何とかしようと思いました。阪神の優勝が決まる試合だったので、阻止したいという思いがありました」