【写真】広島対阪神 3回表阪神2死一、二塁、佐藤輝明は3点本塁打を放ちポーズを取る(撮影・上山淳一)

<広島6-4阪神>◇3日◇マツダスタジアム

阪神佐藤輝明内野手(27)が悲願のリーグ連覇を成し遂げた。広島に敗れたが、ナイターゲームで巨人も敗れて決まった。佐藤はプロ6年で3度目の優勝。今季は打率、本塁打、打点など主要打撃部門でリーグトップの活躍。この日も3回に39号3ランを放つなど、4番の役目を全うした。

思い返せば、契約更改会見を行ったのは、沖縄春季キャンプイン前日の1月31日。「11月から3カ月間、僕と代理人と球団の方で本当にじっくり時間をかけて話し合いをさせてもらいました」。ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍や年俸について球団側と協議を重ねた。出した結論は「タイガースの一員として頑張っていきたい」だった。球団に恩義を感じた。一切迷いのないシーズンだった。

「毎年毎年大事なんで。特に来年がどうとかあんまり考えてない。今シーズン結果を残すことに集中してるというか、それは毎年あんまり変わらないと思います」

昨年は2リーグ制後の最速優勝を飾った。自身も40本塁打、102打点と圧倒的な数字を残した。野球人生は軌道に乗ったが、メジャー移籍は断念した。26年はモチベーション維持が難しいことも想像できた。でも、違う。

「そんなモチベーションなくてできませんみたいな、あるんですかね。それはプロなんで。契約した以上モチベーションとか言ってられない。頑張るって感じですね」

夢のメジャーにいくために成績を残すのではない。阪神タイガースの一員として悲願を追いかける。その一心が「球団初の連覇」「3割30本100打点」「3冠王間近」という輝かしい結果に表れた。20年ドラフト1位。兵庫・西宮が生んだ自慢の生え抜き、佐藤輝明が猛虎の歴史を変えた。【只松憲】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】ついに歴史が動いた!連覇だ!佐藤輝明、4番の意地で39号 西宮が生んだ怪物スラッガー 」