【写真】日本対エクアドル PK戦でエクアドルに勝利し、喜ぶ日本代表の選手たち(撮影・江口和貴)

<キリン杯:日本0(5PK4)0エクアドル>◇1日◇日産スタジアム

日本(FIFAランキング17位)が、ともに今夏のW杯北中米3カ国大会でベスト32に終わったエクアドル(同25位)と対戦し、0-0の末にPK戦を制した。日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏(81)は、特に見せ場の少なかった前半を嘆き、ここまでの3試合で確固たる新戦力がでてこない現状を不安視した。

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同じPKで前夜のアジア大会は弟分(U-21代表)が、この夜は兄貴分が勝ち上がった。でも、兄貴分とすればホームだし、せめてもう少し攻めてほしかった。

エクアドルに予想以上に攻められて、日本は守って、耐えてという時間が長かった。特に前半はひどかった。せっかく谷村が初先発したけど、全体で何もできなかった。

守らないといけないから3バックじゃなく、中村と堂安の左右ウィングを含めた必死で守る5バックだ。こういう試合を打開できれば良かったけど、疲れているのか迫力がなく、体が重い。上田も全然、仕事ができなかった。0-0のスコアは妥当だったよ。

それにしても日本には新しい選手が出てこない。1戦目に松木が点を取ったけど、体調が悪いのかな。その後は全然出てこない。これじゃ継続性がない。

相変わらず後半から大量に交代するから、フル出場で自信をつける選手がいない。やっぱり来年のアジア杯は、W杯組でいくしかないね。

次の決勝の相手はニュージーランドになったけど、W杯で1次リーグを突破した経験がない国だからね。まるで国体の地元チームみたいに、最後は日本が華やかに優勝するんだろう。

今回のW杯ではベスト32で敗退した日本だけど、当時のレベルと比べると、今は寂しい限りだ。11月にブラジル、パラグアイと、また南米勢と親善試合をするのに、どこまで強化できるのか心配になってきたよ。(日刊スポーツ評論家)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【セルジオ越後】兄貴分よ、せめてもう少し攻めてほしかった…新戦力またも出てこず 」