【オリックス】高卒1年目野上士耀捕手が寮の自室で急逝 小浜本部長「家族の意向もあり察して」
オリックスに衝撃が走った。球団は9月30日、ドラフト7位の野上士耀(しきら)捕手(19=明秀学園日立)が同日に急逝したと発表した。
午後7時30分に小浜裕一球団本部長(58)が会見。「本日の7時45分頃に寮職員が野上選手が、自身のお部屋で倒れられているのを発見し、駆けつけた消防隊員を呼びまして午前8時に死亡が確認されました。球団、首脳陣、選手、コーチ、スタッフ、職員一同、私もそうなんですけども、もう本当にいまだに、ちょっと事実を受け入れられないような状況で、深い悲しみと、大きなショックを受けております。家族のお気持ちを考えますと、本当に深い悲しみをお察しするところで、もう本当に残念でなりません。野上選手のご冥福をお祈りしますとともに、生前、野上選手に温かいご声援を送っていただいたファンのみなさん、関係者のみなさんにも感謝申し上げたいと思います」と話した。
同捕手はこの日、予定されていた練習試合の阪神戦(杉本商事バファローズスタジアム)に出場予定だった。寮での午前7時30分の点呼に現れず、職員が連絡しても不通。マスターキーで自室に入ると倒れている野上を発見したという。寮から消防と救急に連絡を入れ、午前8時に消防隊員が死亡を確認した。死因に関しては、同本部長は「ご家族のご意向もあり、非公表とさせていただきたいと思います。その辺の事情はちょっと、みなさんにはお察しいただきたい」と説明した。
事情を鑑み、この日の練習試合の中止を決定。選手は自主練習になり、メニュー終了後におのおの帰路についていた。
同捕手は昨年のドラフトで7位指名を受け入団。強肩の捕手として期待され、プロ1年目の今季はファームリーグで32試合に出場し、打率1割8分7厘、4打点の成績を残した。9月27日のファーム・リーグ最終戦の広島戦(大阪シティ信用金庫スタジアム)でも「9番DH」として先発出場し3打席に立った。29日の大阪・舞洲でのファーム練習にも参加。雨天のため屋内練習場での実施だったが、居残り練習にも参加し、汗を流していた。