プロ野球選手会の西武源田壮亮、巨人松本剛の両副会長が「FA短縮」を要望
日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会の事務折衝が30日、都内で行われ、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件緩和(年数短縮)について約2年ぶりに議論を再開した。
現行制度では国内FA権の取得に7年または8年(1年=登録日数145日)を要し、前回の話し合いでNPB側は「6年、165日」を提案していた。選手会側は年数の短縮とともに登録日数の折り合いのポイントについて議論をかわした。
折衝には選手会副会長を務める西武源田壮亮内野手(33)と巨人松本剛外野手(33)も出席した。源田副会長は「12球団の全選手から意見を吸い上げてまとめてお話しさせていただきました。日本球界としての移籍の活発化という共通認識を持ちながら話ができましたし、非常にいい時間になりました」と前向きな手応えを口にした。
また、懸案となっているFA人的補償の撤廃や代替案(ドラフト特別指名枠など)についても踏み込んだ議論が行われた。松本副会長は「前回よりも和やかな雰囲気で、僕たちも選手の意見をしっかり伝えられました。(選手会幹部の)体制が変わって、選手がこういった事務折衝に参加するようになり、お互いに素直に話し合えたので、すごく前に進んでいる実感があります」と話した。
今後は、NPB側からは2週間後をめどに、FA年数短縮と人的補償の両件について新たな提案が示される予定だ。