【写真】DeNA中川颯(2026年4月撮影)

DeNA中川颯投手(27)が現役引退を決断した。29日に戦力外通告を受けたが、他球団での現役続行は望まなかった。球団は高校通算26本塁打を誇る打撃センスも評価し、育成選手として野手転向での慰留に努めたが本人の決意は固く「最後は横浜で終わりたかった」とユニホームを脱ぐことを決めた。新たな道は未定だが「まだ詳細は決まってないんですけど、個人のSNSで発信していこうかな」と説明した。

横浜・戸塚区生まれで桐光学園出身のハマっ子で幼少期からのDeNAファンだったアンダースロー右腕。23年にオリックスから戦力外通告を受け、24年から地元・横浜でのプレーが実現した。同年は先発として開幕ローテ入りをつかむと、後半戦はリリーフとして躍動し、日本一にも貢献した。「(野球を)辞めようと思ってた3年前の自分では想像できないような、夢のような3年間を見させてもらった」と感謝し「最後は横浜で終わりたかった。入った時からこの球団で最後野球人生に終止符を打ちたいと決めてた」と他球団でのプレーは臨まなかった。

アンダースローの変則投法だけでなく、桐光学園時代には高校通算26本塁打を誇った打撃センスの持ち主。24年5月18日の中日戦ではハマスタ右翼席へ豪快なプロ1号を放った。同年に投手が記録した本塁打はこの1本だけだった。その才能を知る球団から届いた「野手として残らないか」という提案。それでも、中川颯が選んだのは「最後は横浜で終わりたかった」。地元横浜で野球人生を終え、27歳でユニホームを脱ぐ。【小早川宗一郎】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】中川颯が27歳で現役引退 育成野手転向で慰留も固辞「最後は横浜で」他球団望まず 」