【日本代表】中村敬斗、緊急時のSB起用に「こういう可能性ある、想定としては良かった」
サッカー日本代表(FIFAランキング17位)は29日、キリンカップ・エクアドル(同26位)戦(10月1日、日産スタジアム)に向けて広島市内で調整を行った。前日のベネズエラ(同47位)戦に2-1で勝利しての一夜明け。トレーニングには前日のサブ組や出場機会のなかった選手が参加した。
MF中村敬斗(25=リヨン)は、初めて左サイドバックでプレーした経験について振り返った。
ベネズエラ戦の後半41分、DF渡辺剛が右足を痛めてピッチから出た。既にハーフタイムを除く交代回数の3回を使い切っており、新たな選手を投入できないまま10人で残り時間を戦った。
4-4-1の左DFに下がった中村は「ウイングバックをやっていて、1人退場した場合はこういうシチュエーションになる可能性もあると思う。そういう想定としては良かったんじゃないかな」。左ハーフとなったFW谷村海那と話し合い、動きを確認。そして「伊藤洋輝選手がCBで結構声をかけてくれたので、僕としてはもう安心してやってました」と、違和感なくプレーできたという。
その10人で戦った時間帯にPKを獲得し、難しい試合を2-1と勝利。
「日本代表にはほかにもたくさんいい選手がいますけど、ああいう数少ない中でも1人、2人だったらはがせる能力ある選手がたくさんいると思うので、1人少ない中でも勝ち切れたし、点を取る力っていうのはあると思います」
初招集組らフレッシュな選手が起用された試合。「新しい選手が入ることによっって新しくまた競争も生まれますし、常に危機感を持って自分自身プレーできるっていうところは、すごく大事だと思う」。
振り返れば、中村も22年W杯カタール大会後に招集され、チャンスをものにしての今がある。
「僕の場合は目に見える結果を出し続けてきたんだなっていうのは間違いなくあると思う。アタッカーに限って言えば、もちろんそれ以外のプレーもすごく大事ですけど、分かりやすい結果というのはアピールがいいのかなと思います」
そう話す顔はもうベテランの域。来年1月のアジアカップに向けた2週間4試合という強化の場で、さまざまな刺激を受けながら自身に磨きをかけている。