【写真】西武対楽天 1回表楽天2死一、二塁、辰己涼介は適時打を放ちポーズをとる(撮影・浅見桂子)

<とっておきメモ>

<西武2-4楽天>◇28日◇ベルーナドーム

楽天辰己涼介外野手(29)がプロ野球史上548人目の通算1000試合出場を達成した。

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辰己は競走馬と自身を重ね、プロ8年目を迎えた。今季は第3打席以降の登場曲に玉置浩二の「ファンファーレ」を使用。昨年放送されたTBS系ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」の主題歌にもなった曲だ。「あのドラマが、ちょっと通じるものがあったので。あの時の気持ちを忘れないようにしたいなと思って」と選曲の裏側を明かした。

ドラマを見て、競走馬が大勢の人に支えられながらレースに臨むまでのプロセスが選手と「通じる」と感じた。「馬は選手と一緒やと思うんで。馬主、調教師とかたくさんの人がサポートしてくれて馬が走ってるんで。僕ら選手も馬やと思ってます。いろんな人がサポートしてくれてるのを忘れないようにしたいですね」。家族やトレーナー、打撃投手ら裏方スタッフの後押しがあるからこそプレーできていると改めて実感した。

人生で競馬にのめり込んだことは皆無だった。「賭けたことも1回ぐらいしかないです」。そんな辰己だが、昨秋、馬主と偶然出会ってから馬に興味を持つようになった。「(ザ・ロイヤルファミリーの)ドラマ始まる前にたまたま馬主さんと、焼き肉屋さんで隣になったことがあって」。入店待ちしていた際に声をかけられた。「『お兄さん、ここおいしい?』って聞かれて、『ここおいしいっすね』みたいな」会話をしたという。

ただ、店は満席で馬主一行は滞在時間が限られていたこともあり、先に入店していた辰己が相席を提案した。「『時間ないんやったら、ここでええんちゃう? 一緒に食べましょう』と。それで仲良くなって。そのドラマを教えてもらってみたいな感じです。そこで『馬も選手も一緒やから』って言われて。『ほんまやな』と思って、しっくりきましたね」と初心に立ち返った。

1000試合出場は通過点。さっそうと駆ける競走馬のごとく、まだまだ走り続けるつもりだ。【山田愛斗】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【とっておきメモ】楽天辰己涼介、1000試合出場のファンファーレ「馬は選手と一緒やと思う」 」