【日本代表】森保一監督がPK決勝弾にハートマークのポーズ「日本人の魂にハートを送りました」
<国際親善試合:日本2-1ベネズエラ>◇28日◇エディオンピースウイング広島
日本(FIFAランキング17位)が、国内最多となる「第3次」森保ジャパンの2戦目でベネズエラ(同47位)と対戦し、2-1で勝利した。同点で迎えた後半6分にFW上田綺世(28=リール)が劇的な決勝PK弾を挙げた。W杯後は2連勝スタートとなった。
逆転の瞬間、手でハートマークをつくった森保一監督(58)は「まさに日本人魂かなと。何かというと苦しいときも粘り強く戦って、チーム一丸となって戦い抜くというところ、かつ勝利をあきらめずに選手たちが戦った結果、PKをもらって勝てたということで日本人のみなさん、すべてにリスペクトを、魂にハートを送りました」と熱い思いを口にした。
試合はGK小久保玲央ブライアン(25=シントトロイデン)、DF中野就斗(26=サンフレッチェ広島)、MF熊坂光希(25=柏レイソル)、斎藤俊輔(21=ウェステルロー)が初スタメンで国際Aマッチデビューを飾った。
前半は試合が動かず、終盤には連続でピンチに見舞われた。追加タイム1分には相手の左CKからDFマクンが至近距離で合わせたが、GK小久保が反応してかき出した。立て続けに同2分に左CKをMFカスティジョがヘッドで合わせたが、小久保がわずかに触れてシュートの勢いを削ぎ、ゴールライン際で構えていた味方がクリアした。「国防」ぶりを発揮した。
後半はGK鈴木彩艶(24=アストンビラ)、MF田中碧(28=リーズ)、MF久保建英(25=レアル・ソシエダード)、MF伊東純也33=ゲンク)、FW上田綺世(28=リール)とW杯メンバーを一気に5人投入して膠着(こうちゃく)状態の打破を図った。
だが27秒後に局面を動かされた。相手の左サイドに入ったDFバルボに突破を許し、クロスを、FWケルシーに左足でゴール右に決められた。
それでも直後に反撃に出た。同4分、伊東が左から右足で鋭いクロスを入れると、相手DFとGKの相手に抜け出した上田がスライディングシュート。右足でGKの左に流し込んだ。上田は24日ウルグアイ戦に続き、伊東のアシストを受けて途中出場での得点。エースの2戦連続弾で、同点に追いついた。
ベネズエラはW杯出場経験こそないが、17年U-20W杯では堂安らがいた日本も下し、準優勝している。国際Aマッチでも試合前まで1勝3分け1敗と五分だった。森保監督が率いるチームとしての対戦では1分け1敗と分の悪い相手だったが、今回初勝利を収めた。
今季から国際Aマッチデーの期間が変更。9~10月が2回から1回の活動に統合され、計4試合を一気に戦う。24日のウルグアイ戦は3-1で勝利していた。今後はキリン杯として10月1日にエクアドル(日産ス)5日にニュージーランドかパナマ(MUFG国立)と対戦する。
◆得点経過
後半1分 0-1 ケルシー(ベ)
後半4分 1-1 上田綺世(日)
後半追加タイム6分 2-1 上田綺世(日)