【写真】ドジャース大谷翔平(AP)

<ジャイアンツ1-5ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇オラクルパーク

【サンフランシスコ(米カリフォルニア州)27日(日本時間28日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(32)が、メジャー9年目のレギュラーシーズンを終えた。ジャイアンツ戦に「1番DH」で出場し、3打数1安打。右上腕二頭筋の炎症から復帰して以降の5試合では打率2割3分8厘に終わった。8月18日を最後に、18試合、86打席ノーアーチ。状態を整え、ワールドシリーズ3連覇を目指すポストシーズン(PS)へ備える。

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大谷は最終打席を、打球速度106マイル(約171キロ)の二ゴロで終えた。5回無死、5球目のスイーパーを強振。好調時なら本塁打となっていてもおかしくない、右投手のスライダー系で真ん中に入ってくる甘い球だった。ロバーツ監督は試合後「今日は良くなっていたと思う。復帰して何打席立ったかは分からないが、ある程度の打席数を確保できた」と前向きに捉えていたが、相手に脅威を与える打撃とまではいかなかった。

同監督が注視していたバットスピードは、23日の復帰初戦で記録した平均76・4マイル(約123キロ)から徐々に下がり、前日の試合では72・2マイル(約116キロ)になった。連続で出場しても、安定して力強いスイングで打球が飛ばせるかどうか。チーム再建中で主力選手を欠いたジ軍とは違い、リーグ屈指のパワーピッチャー、かつ制球に優れた好投手が次々に投入される短期決戦で、状態を上げられるか。PSに向けての課題となりそうだ。

今季は開幕から投打で活躍したが、目標としていた「二刀流でシーズン完走」はならなかった。6月11日のパイレーツ戦で左ひざ、7月3日に登板したパドレス戦では右上腕二頭筋の違和感で途中交代。後半戦から投手復帰を目指したが、徐々に投球プログラムの強度を上げていく中で2度後退。8月末、投手復帰を断念することとなった。今季は打者で打率2割7分5厘、30本塁打、81打点。投手では14試合の先発で8勝2敗、防御率1・79だった。

負傷者リスト(IL)入りから復帰後、5試合の実戦調整で状態を整えることが期待されたが、8月18日を最後に、18試合、86打席ノーアーチで終えた。それでもロバーツ監督は「一番大事なのは、5試合を終えて健康な状態でいられたと我々が感じている、ということ。ここから数日がたてば、さらに状態は良くなる」と期待を寄せ、「ここからの1週間が本当に重要になる」と引き締めた。3連覇を狙うド軍。10月3日(同4日)、地区シリーズの初戦を迎える。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、復帰後スイングスピード低下 ロバーツ監督「さらに良くなる」PSで豪打復活を期待 」