【とっておきメモ】巨人・小笠原慎之介 私服でかぶっていた帽子に入っていた文字とは…
<巨人11-0ヤクルト>◇27日◇東京ドーム
巨人打線が2ケタ得点と爆発して連敗を2でストップした。先発の小笠原慎之介投手(28)が5回4安打無失点と安定感抜群の投球を見せて5勝目。これで阪神との直接対決1試合を加えて残り4試合で2ゲーム差、阪神のマジックは4のままとなった。
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チームへの思いが、私服にも現れた。ある練習日のジャイアンツ球場。巨人小笠原は、米国のユニクロで買ったTシャツにデニム姿で球場入りした。筋骨隆々の体によく似合い、手には米野球用品メーカーのローリングスのトートバッグ。米国帰りのおしゃれな雰囲気を漂わせていたが、かぶっていた帽子には小さく「Giants」の文字が入っていた。
帽子を買ったのは、入団して間もない頃だった。都内ホテルを拠点にしていたある日、新たに本拠地となった東京ドームの外周を歩いた。「アメリカでは自由な時間が多いので、知らないところをよく歩くんです」。散策中、ファンが利用する球団のグッズショップに立ち寄った。店員から「ジャイアンツのアプリはお持ちですか?」と思わぬ接客も受けながら、ベージュのキャップを購入した。
日本では、私服でMLB球団の帽子をかぶる若者が多いが、選んだのは自チームの帽子。「ブライス・ハーパー(フィリーズ)も、自分のチームの帽子をかぶる。日本ではあまりないけど、いいなと思って」。MLB通算391発のスーパースターに倣い、装いにもチームへの愛着を込めた。
この日、11度目の登板でようやくホームユニホームでの初勝利。「認めてもらえるように、がむしゃらにやっていた。なんとかピースになれたのかな」。途中加入から5勝。胸に刻まれる「Giants」も似合ってきた。【北村健龍】