【西武】「時の人」が戻ったタイミングで逆転劇に成功 高卒ドラ5の先輩も節目の30ホールドに
<西武3-2楽天>◇27日◇ベルーナドーム
2位西武が逆転勝利に成功し、3位日本ハムとのゲーム差を「1・5」に広げた。西口文也監督(54)は「うちがうちの野球をやって、あと4試合、2位を取りに行くってところですね」と連勝を喜んだ。
楽天早川を打ちあぐね、石井一成内野手(32)のソロ本塁打で迫り、夜8時過ぎからの7回裏にひっくり返した。石井、滝沢と下位打線で2死二、三塁を作り、1番アレクサンダー・カナリオ外野手(26)が三塁線を破る逆転2点適時打をかっ飛ばした。
夜8時、実は“時の人”が所沢に戻った頃合いだ。ファーム・リーグで高卒1年目にして首位打者に輝いた横田蒼和内野手(18)が、遠征先の静岡から初タイトルとともに帰寮した。ナイスタイミングで寮で観戦できたかもしれない逆転劇で、勝利の機運を高めた。
夜8時20分、8回表のマウンドへ上がったのは篠原響投手(20)だ。横田の1年上で、かつ同じ高卒ドラフト5位。プロ2年目にセットアッパーとして大きく飛躍した“先輩”は、楽天の中軸をわずか5分間でしっかり3人で切り、今季30ホールドの大台に到達。「節目の30ホールドは意識していましたし、そういう部分で気持ちがしっかり入って良かったです」と振り返った。
横田のタイトルについては「あ、そうなんですか」と淡々。ただ「年は違いますけど同じドラフト5位で自分もすごくいい刺激になりますし、(いつか1軍で)一緒にプレーすることもすごく楽しみです」とうれしそう。1軍で活躍し始めた先輩として「自分らしく、自分のままでいいと思うので。それが一番大切かなと思います」とエールを送った。【金子真仁】