【オリックス】西野真弘「空の上で…」亡き父に感謝、山田修義「思いこみ上げ」涙の引退セレモニー
<オリックス0-2日本ハム>◇26日◇京セラドーム大阪
今季限りで現役を引退するオリックスの西野真弘内野手(36)と山田修義投手(35)が選手としての最終戦に臨んだ。試合後にはともに引退セレモニーも開催された。
西野は、後ろ髪を引かれるような活躍を見せた。「7番二塁」で先発出場すると5回2死二塁で1ストライクから日本ハム先発伊藤のフォークに食らいつき内野安打でチャンスメーク。一塁上ではあふれる涙をこらえた。さらに1点を勝ち越された直後の8回1死無走者では左中間への二塁打で球場を沸かせた。二塁上では涙を隠さず、代走を送られベンチに戻るとタオルで顔を覆った。「本来なら、ここで最後の姿を見てほしかった。今は空の上で『お疲れさま、よくやった』と言ってくれてると思います」。昨年6月に他界した父親への感謝を込めた12年目最後のマルチ安打になった。
1点を勝ち越された9回に2番手で登板した山田は郡司に直球1本で真っ向勝負。渾身(こんしん)の直球6球で中飛に打ち取り出番を終えた。「小学1年から野球を始めて、いろんな思い出がこみ上げ涙が出てきました」。17年間の現役生活では18年にプロ野球タイの月間18試合登板も達成した。2人の生え抜き功労者が、涙とともにグラウンドを去った。【伊東大介】