【写真】オリックス対ソフトバンク 引退セレモニーで声援に応える平野佳寿(撮影・宮崎幸一)

<オリックス0ー9ソフトバンク>◇25日◇京セラドーム大阪

オリックス平野佳寿投手(42)の引退セレモニーが、満員の本拠地・京セラドーム大阪で開催された。

ソフトバンク戦の試合後、全員がおそろいの平野Tシャツを着たチームメートに見守られ、長年の仕事場のマウンドへ。

ダイヤモンドバックスのロブロ監督、ドジャース山本由伸から惜別のメッセージも届いた。そのあとはセンターのビジョンに先発時代の勇姿、リリーフに転向してからの力投、ダイヤモンドバックス、マリナーズで奮闘する姿、オリックス復帰後の日本一や名球会入りなど歴史を紡いでいった映像が映し出された。

その後に平野が思いを語った。

「本日はこのような素晴らしい場を用意してくれた球団関係者のみなさま、ありがとうございました。そして小久保監督はじめソフトバンクのみなさま、ソフトバンクファンのみなさま、そして中村君、ありがとうございました。ぼくには大変いい出会いがいっぱいありました。小学校、中学校、高校、大学と監督、コーチ、先生、チームメートのみなさん、そしてプロに入ってから指導してくださった監督、コーチ、先輩たち、同級生、そしてかわいい後輩たちとの出会いがありました。ありがとうございました。そしてぼくを陰で支えてくれた球団関係者のみなさま、裏方のみなさま、用具提供していただいたアシックスのみなさま、そしていつも温かく応援していただいたファンのみなさま、知人、友人のみなさま、本当にありがとうございました。そしてぼくは本当にごく普通の選手だったと思います。ただ一つ、丈夫な体があったのでここまでやってこれたと思います。お父さん、お母さんありがとう。これからははらはらどきどきせず、オリックスの試合を見て下さい。そしてぼくを支えてくれた妻、いつもぼくのわがままを最後まで聞いてくれてありがとう。これからはもっとわがまま言うと思うんで、お願いします。そして子どもたち。ここからはパパが2人を応援する番です。パパはいつでも味方です。これから一緒に何をするにも楽しんでやっていきましょう。よろしく、これから。そしてこれからプロ野球を目指すであろう子どもたち、ぼくはこれまでいっぱい失敗をしてきました。球場に行くのもマウンドに立つのもいやだなと思うことはたくさんありました。でもぼくがここまでやれてきたのは、最後、1歩前に出す勇気だけがあったのかなと思います。いっぱい失敗して下さい。そのぶん、いっぱい練習して下さい。そしていい選手になってプロ野球の世界でまたグラウンドで会えたら一番うれしいので、頑張ってプロ野球目指してやって下さい。そして先ほどビジョンで映ってました山本投手がジンギスカンを食べに行ったと言ってましたが、あのときぼくの後ろでマスクをかぶって隠れてました。ばれないように。ちょっと話が長かったので何を言ってたのがわからなかったのであとでもう1回見返したいと思います。最後になりましたが、明日も京セラドームで最終戦があります。西野、山田の引退試合もあります。今日は長い試合だったんで、早く帰って寝て下さい。本日はありがとうございました。21年間、ありがとうございました」と、平野らしい自然体の言葉をファンに届けた。

最後はチームメートの手で5回胴上げされ、宙を舞った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】平野佳寿「今日は長い試合だったんで早く帰って」自然体のあいさつでファンに別れ 」